ワークショップ・デザイナーって何しているの?
こんにちは、ワークショップ・デザイナーの臼井隆志です。「そもそもワークショップデザインとは何で、それはどんな仕事なの?」と、よく聞かれます。新しい仕事も広がってきたので、少しずつ言葉にしたいと思います。
これはぼくの持論ですが、ざっくり言えば、開発や学習の場をつくる仕事です。
大きいプロジェクトでは、商品開発、社員研修、まちづくりなどがあります。3~6ヶ月、あるいは1~3年など、長い期間をかけてクライアントと目的に向かって遂行していきます。
単発で、美術・ダンス・演劇・音楽、ファッション、デジタルファブリケーションなどさまざまな体験学習プログラムの開発を引き受けることもあります。これらの学習を長期的に提供しつづけるサービス開発に携わることもあります。
これらをサービスとして実践している企業も少なからずあります。
言っちゃえばIDEOなどは商品開発やリサーチからの「インサイト抽出」(新たな発見を導き出す作業)のときにワークショップを手段として使っているため、ワークショップとファシリテーションのプロ集団です。
国内ではミミクリデザインは独自の体系化されたワークショップ・デザインを手段としてコンサルティングを行う希少なファームです。
そんななかで、ぼくは子どもの美術教育への関心からワークショップをはじめたので、子ども向けのワークショップの開発運営からはじまり、子どもや親を対象としたサービスの開発や、子どもに関わる人向けの研修などを行っています。
もう一方で美術や演劇などの普及にも貢献したいので、その筋も地道に続けている、という感じです。
まあ独学でもワークショップはできますし、それっぽいものは山ほどありますが、ワークショップってたんなるイベントじゃなくて、そのデザインロジックにはいろんな使い道があるんですよね。
そのあたりを伝えていくためにも、ぼくはもっと自分の仕事のことを説明していかなきゃということで、ちょこちょこ仕事の進捗報告noteを書こうと思います。
明日あたり更新予定です。
ワークショップ・デザインについて知りたい方はぜひこちらをご参照ください。
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