03|値段をつけるって、むずかしいぞ。
今日は父は不在でしたが、開店準備を進めていました。
「古本屋に行ってみよう!」と日中に実際のお店をみてきたようです。
”本を売る”って立場で見ると、いつもと違う発見があったかな?とたずねると
・意外に安かった
・本がすごいいっぱいあった
とのこと。
(「そ、そんなもんなの・・・。」というのは抑えて抑えて・・・。)
帰宅後スリップづくりを始めたら、
「値段決めなきゃいけないんだ!」と気づいたようで、値段を考え始めた店主。
OPEN時にお店に並べようと考えている本は5冊。
もともとの値段をまじまじと見て、
「こ、これ1,000円もする。あ、これも。すごい金額だ・・・。」
と、その本を買ってくれた祖母に感謝をしだす息子。
(この気づきだけでも、価値あり!w )
さぁ、本題の金額設定へ。
「これは結構キレイだから400円でいいんじゃないかな。」
「これは200円。」
と、ポンポン決めはじめたので、
古本屋ではいくらくらいだったのかを尋ねてみました。
「今日の古本屋には子供が読むような本はなかったんだ。そういう本は今日の古本屋じゃ売れないのかな。こういう本はみんな”古本屋(B)”で売るんだよ、きっと。」
あー、”古本屋(B)”ね。そこだといくらくらいで売っているんだろうね。
「は!ちょっと待って、”古本屋(B)”より高かったら売れないじゃん!」
おお。確かに。
こども本屋を”おもしろいね!”って応援する気持ちで買ってくれる人もいるかもしれないけれど、さすがに他のお店よりずっと高かったら嫌かもね。
「でも、あんまり安すぎるなら、それは売りたくないかも。
は!!それなら僕だって”古本屋(B)”で売った方が得じゃないか!!」
と、いうことで、少し図解して一緒に考えてみました。
「なるほどー!そうか、そうか!!
よし!それなら、まず”古本屋(B)”に行って、いくらくらいになるか調べる!
それから値段は考える!!」
と、いうわけで、値段決定は引き続き検討することになりました。
こうなると、本当に”社会科”で勉強するような内容になりますね。
大人は適当なことを教えるわけにもいかないし、何をピックアップして伝えて、何に気付かせて、何を一緒に考えていくべきか。これってめちゃめちゃ難しい・・・!大人も鍛えられます。
(上の図解も、本当にそれでよかったのか、今でも不安です、、、)
※追記
1冊売れるごとに100円ブックマンションにお支払いする仕組みを息子に伝え忘れてました!!あちゃあ・・・。
この取組み、本当に”学び”が大きいと思うのです。
古本屋も儲けないといけない。そこで働く人もいる。とか、色々なことに気付けます。それも、自分事だから興味津々!!(たぶん)
とてもとても良いきかっけになっています。