10 | 読み聞かせってすごいんだ!?

こども本屋「まる:そ」の話を友人・知人に伝えると、息子が本を読むようになったきっかけを尋ねられることが多いのです。

思い起こせば。幼児期にやたらと”標識”や”マーク”、それがきっかけで字を早く覚えたので、それから”看板”などが好きな子だったんです。動物園に行っても、動物見ずに説明書きだけ読む、みたいな・・・。
(そっちかよ!!と突っ込みたくなったこと多々あり・・・w)

そんな子だったので、小学校に進学した際に好んで読むかなと”小学生新聞”をとることにしました。
予想通りめちゃめちゃ喜んで読んでいまして、そこで出会った織田信長の記事をきかっけに日本史にハマって、日本史関連の本を中心に読書習慣が始まっていくのでした。

そこまで話すと、
「小さい頃から読み聞かせしてたでしょ!?」
と言われることがありました。

絵本の読み聞かせ。
ちょっとググっただけでも、ものすごく効果があるという記事がたくさん出てくるのですね。
「読み聞かせは10年後の学力をつくるんだって!」とも教えてもらいました。

読み聞かせって、すごいんだ!!!

確かにずっと続けていたんです、絵本の読み聞かせ。主に妻が。

妻になんで読み聞かせはじめたの??と尋ねると
「自分があまり読んでもらった記憶がなくて、名作とかあまり知らないから、我が子と一緒に知りたいな、読みたいなと思って。一緒に楽しんでいたんだよ。」と。

読み聞かせが学力にうんぬんとかじゃなくて、自分が好きだからだって!!なるほどそれは続くわけです。それがこどもの現在の読書習慣に結びついているのだとすれば、妻、超ファインプレーです!!

僕も読み聞かせを担当する日も、もちろんありましたよ!
でも、こどもって同じ本を何度も何度も「よんで!よんで!」と言うじゃありませんか。僕が飽きてしまったり、ながーいお話しでは、僕が眠たくなってしまったり・・・という記憶もたくさん・・・(ごめんなさい)。
続いたのは本当に妻のおかげですね。

そうそう。少し話が逸れますが、6年前こどもに読み聞かせたことがきっかけで、仕事のアイデアが降りてくることもありました!
(普段、僕は図工の先生をしています。)

代表例がこちら。
当時から好きだったヨシタケシンスケさんの「りんごかもしれない」。
これがきっかけでブロンズ新社さんに取材いただいたり(↑上がその記事です)、NHKさんに取材いただいたり。ヨシタケさんとお話できたり!

これはすべて”読み聞かせ”のおかげじゃありませんか。

読み聞かせってすごいらしいぞ!

って、改めて夫婦で認識して、この半年くらい止まっていた寝る前の絵本読み聞かせが復活しましたよ!(息子もまだ”よんで!よんで!”と喜びます。かわいい。)

ちなみに、今夜の絵本はこちらでした!