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06|本を通じて、つながる。

年末にこども本屋店主(息子)と訪れたカフェの本棚にあった「図書館戦争(有川浩・著)」。「ぼくらの七日間戦争(宗田理・著)」をはじめとした”ぼくらシリーズ”が好き+図書館が好き という理由からタイトルにピンときたようで、読み始めることにしました。

さっそく法律の言葉もでてくる内容に「難しくないの?」と尋ねると「サンタさんがくれた”こども六法”読んだからね、難しいけどまぁだいたいわかるよ。」と。
(す、すごいなぁ。・・サンタさん、ナイスチョイスだったわ。)

カフェの本なので借りるわけもいかず、近くの図書館では貸出中なことも判明。また年明けだねーなんて言って、名残惜しくもお別れした「図書館戦争」だったのでした。

年が明けて、ブックマンションに挨拶しに行ってみたら・・

「あ!あ!あ!図書館戦争あるよ!!!」

と興奮する店主。よかったねーと早速購入!

ブックマンションオーナー中西さんから、
「その棚主さん、こんどここでイベントする方ですよ!」と教えてもらいました。
なんと、事前にTwitterでやりとりしていたbooks.on.the.grassさんでした!

こういう偶然の繋がりに、父は勝手に心を打たれておりました。
本を通じた出会い。いいなぁ。。。

図書館戦争が手に入った店主は2日間で読了。
「ほんとにほんとに、面白かった!!!」「図書館内乱も読みたいなぁ。」「ねえ、こんな風に法律変わっちゃったら嫌だよね。この本も検閲に引っかかっちゃんだよ、きっと。こんな変な法律に変えた時の首相は誰だよ!」なんて、食事中の会話にも感想がちらほらと。これは早く父も読まなくては!

さらに、books.on.the.grassさんのnoteが更新されていたので読んでみたら、この図書館戦争のやりとりが!!

ー自分が好きなものを他の誰かにも好きだと言ってもらえることは嬉しいこと。
ー"古典"や"不朽の名作"と呼ばれるほどは歴史のない本が、図書館や古書店を
 きっかけとして読み継がれていく可能性に改めて気付かされた出来事でした。
ー物語を楽しめる、学ぶことがある『読書』という行為そのものが好きです。
 そして、世代を超えた交流のツールにもなる『本』そのものも好きです。
 だから、これからも『本』が存在する場所が多くあることを願っています。
                             (文中より転記)

実は恥ずかしながらも、僕(店主の父)は、読書家というにはほど遠く、これまでの人生でも本はそんなに自分の近くにはいなかったように思います。
ところが、この”こども本屋”の取り組みを通じて、改めて本の面白さ、楽しさを感じています。ブックマンションに、そして息子に感謝だなぁ。。。

2020年、本をもっと楽しみたいと強く思うのでした。

最後に、books.on.the.grassさんのnoteを転記します。
めちゃ素敵!ぜひご覧くださいませ!