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さくらの森再生プロジェクト | 振り返り

”もりびらき”で、たくさんの人が訪れてくれました。学校に届いたアンケートには、さくらの森の取り組みに対する感動や驚きの声ばかり!

本当にたくさんの”すごい!”が届いたこと、6年生はとてもとても嬉しそうで、誇らしそうです。

とてもとてもすごいことを成し遂げた6年生。ここで一度今までのことを振り返ってらもうことにしました。

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ドキュメンタリー映像をみんなで鑑賞しました。

「そうか、3ヶ月もたったんだね。」

まだ手付かずの状態の森に入ったのは8月末のことでした。この時に、この森で感じたことを記録した文書を、この日に返却しました。

−この森を楽しい場所に変えるだなんて、本当にできるのか。
−くらい、じめじめ、むしたくさん
−正直、入りたくない
−夢に出てきてうなされそう
−さみしい感じ

「どう?はじまる”まえ”と”いま”。気持ちにどんな変化があった?」

−本当に楽しい場所に変えられた。自分たちでできるんだ。
−気持ちいい場所になった。ずっと森にいたい。
−休み時間にも、放課後にも遊びにいきたい!
−自然を感じることができる最高の場所。
−最初は遊びたいと思っていたけど、途中から作りたくなる場所になった

「これまでは自分一人で考えてやろうと思っていたけど、一人じゃ何もできないことが分かった。みんなで一緒に取り組むことができた。」と、そういう変化を伝えてくれる子も。この取り組みの本当の価値を感じます。

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このプロジェクトの評価方法は、ルーブリック評価を採用しました。
(参考)

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教室では静かな時間が流れます。

4つの項目について、自己評価とその理由を書いてもらいました。
みんなそれぞれが自分を思い返し、自分の頑張りや挑戦を伝えてくれました。

ー授業が楽しみでしかたなかった。
ー図工がある日は朝からウキウキした。
ーまっすぐ釘が打ちたくて、家でお父さんに習って練習した。
ー次の授業の計画を、休み時間や放課後に友達と相談していた。
ー大工さんから”しのぎ打ち”を教わって、”職人だね!”と言われるくらい自分もできるようになった

ここで全てを紹介することができませんが、ここに書かれた子供の言葉は、僕にとっては宝物のようです。

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振り返り後、秋晴れの気持ちいい森で、6年生目一杯遊びました。

”さくらの森再生プロジェクト”はこれにてクローズ。

これからは全校児童への開放、ルール作り、そして次年度からの学習環境として活用など、学校のあたしい財産として”さくらの森”が動き出すことになります。

今までご覧いただき本当にありがとうございました。

最後に、このプロジェクトで森に生まれた子供達の制作物を紹介し、こちらのマガジン”さくらの森再生プロジェクト”も最終回となる予定です。