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選挙の投票率が低い方が好ましい理由 part2

さっき記事を書いたばかりなのですが、ワイドナショーでもこの話題が取り上げられたようなので追記しておこうと思います。まずは下の記事をご査読されてることをお勧めします。これから書く記事は下の記事に比べたら大したことは書いてません(たぶん)

さて、ワイドナショーは私は見てなかったので、視聴記事を見ていくことにします。

つまり、松本人志さんは投票を棄権した、と言っておられるわけです。松本さんのお眼鏡に適う候補者は1人もいなかった、と。これはこれで、1つの選択肢ですので、尊重されるべき、というのが私の考えです。

これに噛みついたのが、政治学者の白井聡という方。

松本人志さんの主張は代表制民主主義を否定するものだ、とした上で、謝罪しろとまで言っておられます。候補者を侮辱しているとも言っておられます。

はっきり言って意味不明です。「全候補者の経歴や人柄について知りうることを精査した上で」選挙に投票している有権者なんて、ほとんどいないのではないでしょうか。そもそも「知りうること」の範囲も曖昧ですし。

何度でも言いますが、棄権は有権者の権利です。投票する権利があるということと、棄権する権利があるということは、表裏一体で不可分な関係なのです。これは、政治学とか社会学とかいう話ではなく、もっと基礎的な、小学生の国語レベルの話です。

もちろん、ある程度の投票率を維持しなければ議会制民主主義を維持することはできないので「棄権は道徳的に正しくない」という風潮を設定しておくことは、議会制民主主義を維持する上で必要かもしれません。しかし、これが「棄権した奴は非国民!」まで行くと、これはもはや自粛警察社会正義戦士と何も変わらなくなってしまいます。こんな馬鹿が大学の教授なんかやってるから文系は馬鹿にされるんですね。

アズマンが珍しくまともなことを言っておられます。

それと、指原莉乃さん、今回の知事選、嘆くほど投票率低くないですよ。理由は1つ前の記事に書いてありますのでそちらをご覧ください。


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