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石破人気はなぜ幻に終わったか

世論調査や選挙の分析の精度の高さで知られているJX通信社の米重克洋さんが早速分析しておられます。

が、実はそれほど大して分析することもないんですね。だって

「石破支持」の中身は野党・無党派層など「反・安倍層」が軸

この一言で、だいたい分析が終わってしまいますから。

YouTubeにも、同様の分析をされてる方がおられます。

ですが、私としては、これだけでは分析が十分とは思いません。

そこで、過去の私の分析もおさらいしておきたいと思います。

この記事では、石破氏と10年前の舛添氏を比較して、石破人気の虚構を暴いています。簡潔にまとめると

単に知名度が高いだけで、熱心な支持者はそれほどいない

ということを書いてます。

熱心な支持者がそれほどいないというのは、石破支持が主に野党支持者や無党派層に支えられているという分析からも窺えます。

そして、地方票では石破さんに負けるのでは、とまで言われていた菅さんが地方票でも圧勝した理由は、菅さん個人が人気というよりも、安倍路線を引き継ぐと明言したことが大きかったと思います。

9月上旬の各社世論調査で、軒並み菅さんが石破さんを抜いて1位になったのは、安倍総理、河野さん、小泉進次郎さん、麻生さん等に散らばっていた政権支持者の回答が、菅さんに集中したためです。もちろん、そこにバンドワゴン効果も働いたのは言うまでもないです。

新総裁、そして新総理になられる菅さんには、自分一人の人気で総理大臣になれたわけじゃない、安倍総理がいなかったら今日はなかったことを、あんまり意識しすぎてもダメかもしれませんが、忘れないように頑張っていただきたいと思います。

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