被害妄想に取り憑かれた人は自身の加害に気付かない。フェミニスト=女性ではありません。

これはひどい。

なぜフェミニストが批判されるのか全く理解していない。

 ガタガタぬかすな、女は黙ってろ──日々、そのような有形無形の「声」に取り巻かれ、息苦しさを感じる。

女は黙ってろ、なんて誰も言ってない。被害妄想である。

ホモソーシャルな同一性を確認するため、異質な他者を排斥しようと圧力をかける「声」だ。

異質だから排斥されるのではない。攻撃的だから排斥されているだけだ。

気のせい? いやいや、ネット上は「アホフェミ」を叩く「声」で溢れているではないか。

わざとやってるのか天然なのか知らないが「女性」と「フェミニスト」を混同している。言うまでもないが「女性=フェミニスト」ではないし、自称フェミニスト批判する女性も非常に大勢いる。当たり前だ、自称フェミニストは女性の人権すらをも奪う有害な存在なのだから。一方で、自称フェミニスト側に付く男性もいる。たとえば赤松(二階堂)直樹容疑者のように。

医大入試にて女性受験者が一律減点されたのを忘れたのか。

私も含めたフェミ批判している人の大半は、東京医大に対しても批判していたと思うがな。ただしそれは「女性の切り方」に対する批判であって、医大が求めていたのは奴隷のように働ける男性医師という事情も汲めば、むしろ男性蔑視という側面もある。ここで勘違いしてもらいたくないのは「男性蔑視だから女性蔑視ではない」と言っているのではない。「女性蔑視であり、男性蔑視でもある」のだ。これは矛盾なく両立する。

とかく女性蔑視は世に遍在しており、焦点化しづらい。

それは焦点化するのが間違いなのであって、個々の問題は面倒臭がらずに、しらみつぶしに、個別に対応するべきなのだ。それを、ちゃぶ台をひっくり返すみたいに何もかも一気に変えようとするから、それは「ちゃぶ台をひっくり返すな」と怒る人が現れるのは当たり前である。

ところで、この本の表紙

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なぜ目が描かれてないのだろう。

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こっちは一応、目は描かれているけど、なんか似てるよね。

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これもなんか似てる気がする。

こういうセンスって、彼ら彼女らの非人間性の現れなんじゃないのかなあ、と思ったり思わなかったり。

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