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【検察庁法改正案】Googleトレンドで詳しく分析【スーパースプレッダー】

先日も、Googleトレンドによる分析の記事を書きましたが、今回はもうちょっと細かく分析していきたいと思います。

トレンド入りからほぼ1週間たったので、そろそろGoogleトレンドにもワードが反映されるかなと思ってたのですが、相変わらず「ここに表示されるデータはありません」のままでした。しかたがないので「検察庁法」で調べてみても、やはり同様の結果。そこで「検察庁」まで調査対象の範囲を広げてみたところ、ようやく結果が表示されました。

これは直近30日間のグラフです。

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5月9日に検索数が急増していることがわかると思います。

もっと細かく見ていきましょう。直近7日間のグラフです。

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5月9日の21時から急上昇が始まり、5月10日の深夜3時に最初の山のピークを迎えます。

どう考えても不自然ですね(笑)

普通、この時間はみなさん寝る時間なので検索数は落ちるものなのです。

事実、5月11日の3時、5月12日の3時、5月13日の3時・・・これらは、全てグラフの谷底になってます。

なお、私は、第一投稿者とされている笛美さんについては、直接の関与はない、単に利用されただけの人という予想を立てています。なぜなら、笛美さんのツイートから、5月9日の21時ないし5月10日の3時までの間に24時間以上のラグがあるからです。

Twitterの炎上は、第一投稿者とスーパースプレッダーが別人である場合が多いと思ってます。例えば、後藤田正晴デマの拡散の経緯を思い出してください。スーパースプレッダーは望月衣塑子でした。

もっと分かりやすい事例がありました。昨年の宇崎ちゃん献血コラボです。第一投稿者は、@UnseenJapanSite という外国人のアカウント。しかし、献血コラボの話題がバズったのは、太田啓子弁護士というスーパースプレッダーの存在なくしてはありえませんでした。

もう1つ。ご存じのかたは少ないかもしれませんが、昨年春に猟師と兼業で町会議員をされている女性がInstagramに掲載した熊の解体写真がグロすぎたせいか動物愛護団体から猛バッシングを浴びて謝罪に追い込まれる事件がありました。

これも、第一投稿者の投稿日時から、スーパースプレッダーとなった「ワンニャンピースマイル」の投稿まで、2日ほどラグがありました。

Twitterとは関係ないですが、先日の岡村隆史のANN失言問題もそうですよね。ラジオのオンエア当時は誰も問題視してませんでした。オンエアから2日後に光文社FLASHが記事にしたことで拡散が始まったわけです。つまり光文社FLASHがスーパースプレッダー。なお、岡村隆史のANNが23日放送なので3日後ではないか?という人がいるかもしれませんが、ANNは深夜番組ですので、日付の上では24日午前の放送になります。

かつては、このようにマスメディアがスーパースプレッダーの役割を果たしていたのですが、近ごろはソーシャルメディアの普及によって、個人であってもスーパースプレッダーになりうる、というわけです。

とはいえ、誰もがスーパースプレッダーになりたいと思ってなれるものではないですね。やはり、望月衣塑子記者や太田啓子弁護士のような、フォロワー数の多いインフルエンサーにならないと、拡散力は得られません。

笛美さん自身にはそれほど大きな拡散力はないため、彼女が工作の中枢にいたとは考えにくいです。「保育園落ちた日本死ね」の人もそうですけど、工作員がわざわざコンテンツを準備しなくても、他人(しかも素人)が作ったコンテンツを拡散したほうが、拡散者は直接叩かれにくい(絶対に叩かれないというわけではありません)ですよね。むしろ第一投稿者に非難の声が集まってくれれば、拡散者はまんまと逃げきれる。

検察庁法案問題で主にスーパースプレッダーとなったのは芸能人の方たちですが、その裏で、深夜に大量のスパムツイートをしてトレンド入りを果たし、目的を果たしたらさっさとツイートを削除した工作部隊の存在も無視できないと思います。





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