あんたにゃ票は入れないけど、言うことだけは聞け

そんな態度で「国民の声を聞け」とか言われても、そりゃ議員だって人の子、そんな声は聞きたくないですよね。

確かに、国会議員は国民全体の奉仕者であって一部の国民の奉仕者ではない、というのは建前としてはありますが、所詮そんなのは理想論です。

議員だって人の子なのですから、人に何かをお願いするときは、別に選挙で投票するとか以外でも何でも良いですが、何か相手にもメリットがあることを提示するのが基本だと思うのですが、なぜこの人たちはそれが分からないのでしょう。まあ、それが分からないから野党なのでしょうけど。たぶん「人の心を動かす」ってことにあまり関心がないのでしょうね。

しかも、口を開けばすぐに人格否定する。そりゃ批判は良いですよ。でも、この人たちは思想が違うというだけで人格まで否定するじゃないですか。そして意見や思想が異なる人たちのことはすぐにブロックするし(私もコメントしようとしたら既にブロックされていました)。あんたが他人の意見を聞く気がないのに、どうして「国民の声を聞く気がないのか」なんて大それたことを言えるんでしょうね。どうも「自分は一方的にわがままを言うだけの立場だ」と勘違いしているようにしか思えません。あと「国民の声」とかって主語が大きすぎ。

ちなみに、私は別に選択的夫婦別姓に反対してませんし、何なら「選択的夫婦別姓なんて中途半端すぎる」と考えていることは繰り返し主張させていただいております。

ところで、最近、竹田恒泰さんや上念司さん等が、菅政権に対して結構厳しいことを言ってますよね。「左」の人は「保守の奴らは政権のポチ」みたいなことを言ってますが、どこを見てそんなこと言ってるんでしょうね。私は別に竹田さんや上念さん等の主張に全面的に同意するわけではありませんが、保守の人達の方がよっぽど自由で多様な議論があるように思えます。

あと蛇足ですが、5chで「右か左かなんてのはもう古い。今は上と下の争いだ」みたいな投稿を見かけたのですが、上と下の争いって、マルクスの階級闘争史観そのものじゃないでしょうかね(笑)。「右か左かなんて古い」と言ってるのがどういう人たちなのかよくわかるエピソードですよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?