初心にかえって考えた未来のこと
#企画メシ のプレイベントに登壇させてもらった今日、なんだか2年前を思い出して心がぎゅっとなりました。
せっかく初心にかえったので、ちゃんと残しておこうと思って久しぶりにnoteに向き合っています。
#言葉の企画 に通い始めた頃、入社2年目だった私。
とにもかくにも自分に全く自信がない、ものすごくマイナス思考で自己肯定感の低いやつでした。
けれどただひとつだけ、
「CMプロデューサーになりたい」
という大きな夢を明確に持っていたこと。
これが私の救いだったんだろうなと、今になって思います。
高校生の頃に見た、満島ひかりさんが「ファイト!」を歌うカロリーメイトのCMに心打たれ志したCMプロデューサーの仕事。
大学は広告専攻、就活で有利になるようにインターンも沢山しました。
ご縁があって、無事に映像制作会社に就職。
そこまでは、まあ良かった。
就活の頃から薄々気付き始めてはいたんですが、制作会社には女性のプロデューサーが少ない。
結婚してたり、出産してお子さんがいたり、そういう方はもっと少ない。
入社してみて、その理由がはっきりとわかりました。
めちゃくちゃ忙しいから、結婚はまだしも出産なんて難しすぎる。
結婚はまだしも、って言ったけど、実は結婚も結構難しいと思う。
恋愛する時間全然ないし、デートに行こうったってスケジュール読めなすぎてドタキャンは当たり前。
そんな女子、普通はいやじゃないですか。
ちょっと話がそれちゃったけど、とにかく少ないんですよ、女性のプロデューサー。
普通の会社でも、女性の管理職ってまだまだ少ないかなって思うんですけど、それとおんなじ感じです。
だからもう、頭で考えれば考えるほど、どんどんわからなくなっていきました。
私は、プロデューサーにもお嫁さんにもお母さんにもなりたい。
なのに、近くにそれをやってのけている人がいない。
道無き道を進まないといけない、というか、自分で道を開拓していかなきゃいけないんだ…と思ったら、もう目の前真っ暗になっちゃって。
ただまあやっぱり、何度考えても「CMプロデューサーになりたい」という明確な夢は消えなくて、消せなくて。
これがあったので、目の前真っ暗になろうがなんだろうが、とにかく必死にそこにたどり着くためにはどうすればいいか考え続けていた時に出会ったのが企画メシと言葉の企画でした。
言葉の企画を選んだのは、隔週開講だった企画メシはあまりに無謀すぎるチャレンジで、月1だった言葉の企画ならなんとかやれる、そう思ったから。
その前の年に、実は企画メシにもエントリーしていたんですけど、「絶対通えないだろうな…でも行きたいな…」程度の覚悟でエントリーしたので普通に落ちて。
だから言葉の企画は「まじ死ぬ気で走りきってやるわ」と思って結構な覚悟で参加しました。
結果、びっくりするくらい辛かった。
仕事が忙しすぎて、一度も講義に最初から最後までいれた事がなかったです。
そんなことある?って思ってたけど、ことごとく打ち合わせやらロケハンやら撮影やらが講義と被りました。
月1の講義くらい全部出たいのに!と思って悔しくてよく泣いてましたね。
課題も、仕事の合間とか睡眠時間削ったりとかして毎回締め切りギリギリとか、本当はダメなんですが、講師の阿部さんに頭下げて締め切り後に提出したりしてました…やばすぎ。
よくぞまあ見捨てずに最終回まで面倒みてくださったな…と思います。
(阿部さん、平賀さん、本当に毎回すみませんでした。)
ただもう本当に阿部さんと平賀さんって、担任の先生みたいな感じで、ずっと並走してくれるんですよ。
だから私は完走できたんですよね。
一度、本当に仕事が辛すぎて、もう無理かもなってなった時期があって。
講義終わりに阿部さんに「辛くて耐えられなくて、もう仕事やめるしかないのかもしれません。」って相談したんですよ。
そしたら阿部さん、「無理せずでいいと思う。あなたは十分頑張ってるし、もう欠かせない存在だから。大丈夫。」って言ってくれて。
企画メシのプレイベントでも話したんですけど、J.Y.Parkなのかな?ってなりますよね、今思うと。
コメント欄でも、「わかる!」みたいな声あって、やっぱそうだよな?って思いました。笑
阿部さんから出てくる言葉ってすごいんですよ。
全部が宝物になるんだから。
私、言葉の企画初回のnoteにも書いているんですが、自己肯定感がめちゃくちゃ低くて。
だから、自分の価値がゼロだったんですよ、自分の中で。
毎日、誰かに必要としてもらいたくて必死で仕事してる状態だったんですよね。
そんな私に阿部さんがかけてくれた「あなたは欠かせない存在」って言葉は、もう本当に嬉しくて、すごく心救われたんです。
会社の中とか、固定のコミュニティの中だけで生きていると、なかなか見えてこない聞こえてこないことも、外にコミュニティを持って、一緒に頑張る仲間とか背中押してくれる師匠ができると、見える世界は変わるし、聞こえてくる音も変わります。
私はそんな人たちと出会って、自分の世界も人生も、大きく変えてもらったなと思っています。
仕事辞めるしかないかもって泣いていた私が、もちろんまだまだだけど、目指していたプロデューサーという仕事を徐々にやらせてもらえるようになっている今があって。
ちゃんと世界も人生も望んでいた方へ動き出してるんですよ。
自分ひとりじゃ絶対無理でした。
みんなのおかげです。
あれから2年経って、今回、企画メシのプレイベントにゲストスピーカーとして呼んでもらって、久しぶりにプレゼンのスライド準備したり、自分のnote読み返したり、阿部さんとのやりとりを振り返ったりしました。
ただ文字読んでるだけなのに、当時のことを思い出して涙出てきて、ほぼ泣きながらスライド作りました。笑
そのくらい濃い日々だったんですよね。
今でもいろんなことを鮮明に思い出せるので、言葉の企画に通ってた半年は私の人生の中でも結構上位に入るであろうビックイベントだったんだと思います。
イベントと呼ぶには期間が長すぎるけど。
さて、プレイベントご覧になった方、どうでしたか?
正直、私は緊張しすぎていて、ちゃんと話せていたのか、ちゃんと伝えられたのか、ものすごく不安です。
大変大変ばっかり言って、魅力、伝え切れてなかったんじゃ・・・?
このnoteで補足できてますかね・・・大丈夫?
そんなプレイベントの中でもお話ししたんですが、当時、社会人2年目の私には時間の余裕なんて微塵もありませんでしたし、理解ある周囲の人間もいませんでした。
決して恵まれた環境ではなかった。むしろ逆境ど真ん中。完全に向かい風。
そんな中、阿部さんや平賀さん、言葉の企画の同期たちに支えてもらって、どうにかこうにか走りきったという感じでした。
でも今は、私のやり方を許容してくれて、仕事面でも最高のお手本になってくれるボスに出会い、言葉の企画の同期だった近藤さんやふくまさん、むらやまあきちゃんとは一緒にお仕事もさせてもらって、自分でも自分を認めてあげられる瞬間が増えてきて。
ようやく自分の走っていくべき道がぼんやり見えてきたような気がする…というところまで来たんじゃないかと思ったりしています。
めっちゃ大変って話聞かされて、不安にならない人いないと思うんですが、嘘はつけないから、ちゃんと話したし、正直に書きました。
でも、それでも、
参加を悩んでる方がいたら、飛び込んで欲しいなって思います。
頑張った分だけちゃんと変わっていける場所だから。
参考までに、イベントでも話したウシジマのBefore/Afterのnoteをここにも載せておきますね。
Before:言葉の企画2019初回後のnote
After:言葉の企画2020初回後のnote
そしてこれまたイベントでも話したんですが、もしウシジマや私のチームに興味を持ってくださった方がいたら、インスタとかツイッター、よかったらフォローしていただいて、ぜひ連絡ください。
企画でも、仕事でも、なんでも、ご一緒しましょう。
今はもう、自信を持って、私に任せてもらえたら、私の最高のチームと一緒にいいもの作りますと言えるし、ここからまだまだ仲間を増やしてもっとパワーアップしないといけないので、一緒にチームになれたら最高だなって思っています。
いつまでも初心を忘れずに精進していきますので、どうかこれからもよろしくお願いします!
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ちょうどこのnoteを書いていたら配信開始されたodolの「未来」がぴったりきたのでシェア…
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