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Apple製品の「びこう」の変換が謎な件

これを読んでいる方が、もしiPhoneやMacを使っておられるとしたら、まずは「びこう」で変換をしてみてほしい。

どうだろう。謎ではないだろうか。

変換してみても、なんのことか全くわからない人もいるかもしれない。その人は多分、過去に「びこう」の変換を済ましていた人だと思う。

不思議な変換候補

もったいぶっても仕方ないので、ネタバラシをするとiPhoneとMacで「びこう」を変換した時の変換候補の順番がおかしいのだ。

1 鼻腔
2 尾行

3 備考

普通、変換って使われる順に用意されている物だと思う。

ところが1番の「鼻腔」も2番の「尾行」も、あまりにも馴染みがなさすぎる。「私の鼻腔が」とか「今、尾行中です」といった言葉を使うのはお医者さんか探偵ぐらいである。

3番の「備考」のほうが一般のサラリーマンが仕事でよく使うと思うし、社会一般にも馴染みのある言葉だと思う。

原因を考えると

でも、よく考えると一般のサラリーマンがMacで仕事をしていることは少ないのかもしれない。ほとんどはWindowsが使われているだろう。

それに対して、Macを使っているのは、アーティストとか研究者とかのイメージである。だからMacを使っている人にとって実は「備考」の方が、あまり馴染みのない言葉なのかもしれない。

そして、研究者の中で医療系の人が、耳鼻科の関係で「鼻腔」をたくさん打ち込んだせいで、一番が「鼻腔」になったのかもしれない。そうであれば、少し納得がいく。

でもどっちにしても「尾行」はよくわからない。

どう考えたって、ほとんどの日本人は、人を疑って「尾行」することより、相手にとってより分かりやすいように「備考」書くこと方が多いだろうし、その方が平和で素敵な社会だと思うのだけど。

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