ebookJapan「PayPayキャンペーン」が難しすぎたので計算して割引額を出した
なんだかんだでPayPayを結構使わせてもらってるのだが、PayPayの割引キャンペーンがとにかくわかりにくい。購入時には割引額が表示されないし「※」マークでたくさん注釈がついていて、結局いくら割引かれるのかよくわからない。
1.わかりにくいPayPayキャンペーン
特に、ぼくが利用しているebookJapanの今回のPayPayキャンペーンはひどいもので、次の写真の通り、さっぱり意味がわからない状態になっている。
2.計算の前提条件
そこで、今回実際にいくら買えば、実質的にいくら割引されるのか計算してみた。条件は次の通りである。
<条件>
PayPay残高で支払う
Yahoo!プレミアム会員
Tカードも登録
PayPayを普段から利用
金曜日に購入
3.気をつけないといけない重複
まず、気をつけないといけないのが、このキャンペーンは10種類のポイントが組み合わされているが、重複して使えないものが一覧になっているということ。1−3を使うなら、1−4、5は対象外。そして、非常にわかりにくいが、2−1、2−2は金曜日で、3−1は土日が対象なので重複して使えない。
つまり、50+20とあるけど、PayPayを普段から使っている人のマックスの割引は50%である。
4.上限も厳しい
その上で、上限金額も厳しい。各キャンペーンの付与上限額から、利用可能額を算出すると、1−3が一番厳しくて5,000円。1−1、1−2は50,000円、2−1、2−2も一日あたりの上限ではあるが、5、6万円程度となっている。
1−3の5,000円については、ebookJapan以外での利用も合算されるようなので、ますます適用の幅は狭い。
5.実質の割引は
この結果、5,000円(他のサイト等での利用含む)までは、50%割引、そこから50,000円までは30%割引、さらにそこからは20%割引になるというのが、最終的な結論のようだ。
買えば買うほどお得、ではなく、5,000円以上買えば買うほどお得度は減っていくことに注意が必要である。
6.それでも安い?
1万円程度購入するのであれば、40%と結構お得感はある。でも、数万円大人買いするのなら、30%引き程度である。
競合する書店のhontoなどでも普段から20%オフのクーポンはある(還元ではなく割引)。もちろんそれよりはいいのだけど、なんだか心が躍らない。
それは、なによりも、トップ画面に50%+20%とかかれていたのに、結局計算すると20〜40%程度ということがあるのだと思う。
7.改善を希望
しかも、このキャッシュバック、購入時にも還元額が表示されないし、付与予定にも記載されない。だから、1ヶ月後くらいになんとなく返金があって「多分50%返金されたのだろうな」と思っていたら、実は40%なんてことがあるのだ。
十分にお得なキャンペーンなのだけど、わかりにくいせいで、結果的に騙されたような気分になってしまって、顧客満足度は上がらない。この辺りはなんとか改善いただきたいものである。
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