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人生についての考え方

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うしをいが書いた人生についての考え方に関する記事をまとめています。
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#エッセイ

ロスジェネ世代から「コロナで希望職種に就職できない君へ」

今、就職活動をしている人はコロナで大変な思いをしていると思う。中でも、観光、航空業界は特別で、これまでずっとこの業界を目指し、学んできたのに、来年度の就職が叶わなくなっている人も多いと思う。 そんな人たちに言いたい。 まずは一生懸命、希望する職種を目指して欲しい。 でもそれがダメなら、似ている仕事でも、全く違う仕事でもなんでもいい、とにかく何かの仕事について欲しい。 そして、きっといつか希望する職種に就職できることを信じて努力してほしい。 こんなことを言うのは、自分

コロナが教えてくれた2つの素敵なこと

コロナの影響で大変な状況にある人がたくさんいる中でこんなことをいうのは、少し不謹慎かもしれないけど、間違いなくコロナは人類に2つの素敵なことを教えてくれた。 それは 人は一人では生きられないこと そして 世界中の人が密接につながっていること だ。 だって、これだけ科学技術が発達していても、結局人と会わずに暮らすことは誰にもできなかった。 Macを売ってくれたAppleのスタッフ、自動販売機に飲料を補充する人、昼ごはんのカレー屋の店主、帰りのバスの運転手、スイーツ

「男女のみの二択」はすぐに無くすべき!

このあいだ、大手チェーンの洋服屋さんで買い物をした時に、WEBサービスへの登録をお勧めされたので、そのチェーンのホームページで個人情報の入力をしていた。すると、名前の入力欄の下に、次のような選択肢が出てきた。 性別(必須) 1、男 2、女 思わず「え、これいるの?」と突っ込んでしまった。だって服を買う人の性別をなぜ確認する必要があるのだろう。 そもそも、今は体の性別と自分の思う性別が違う人がいっぱいいて、その中の多くの人たちが苦しんでいることが、テレビやネットでたくさん

社会に出て気づく「勉強と運動」以外にある数億の個性

「勉強も運動もできない」と、人生を悲観している人はいないだろうか。もしいるとすれば、それは全くの間違いだ。その理由をここに書いておきたい。 のび太の代名詞みんな、大好きなドラえもんからたくさんの素晴らしい影響を受けてきたと思うけれど、この「勉強も運動もできない」という言葉を広めてしまったことは、ドラえもんが与えた唯一の悪影響なのかもしれない。 もちろんこれはのび太のことで、そもそも「勉強も運動もできない」のび太がいるから、ドラえもんは未来からやってくるのである。 この言

王将 出町店のような「まあ、ええやん」が当たり前であってほしい

餃子の王将出町店(京都市上京区)が、10月末で閉店するというニュースが京都新聞に掲載されていた。このお店は、「皿洗いで食事無料」のサービスが有名で時々テレビで取り上げられたりしていたので、知っている方も多いと思う。 具体的には、お金がない学生がご飯を食べた後厨房に入ってお皿を30分洗えば、ご飯代は無料になるというものだ。今回の記事で知ったのだが、最近は前日からご飯を食べていない人には皿洗いもなしで無料で食べさせてくれるサービス(もはや奉仕であるが)もあったようだ。 ぼくは

「世界は広い、そしてあなたはまだ若い」

苦労自慢をするつもりはないけれど、いわゆるロストジェネレーションと言われるぼくたち世代の就職前線は、それはそれは大嵐であった。特に、男女雇用機会均等と言われてはいたものの、女性の友人たちはどんなに優秀な人ですら、希望する職種で内定を得ることが難しく、本当に苦労していた。 経験した方は誰でもわかると思うが、就職活動の辛いところは、連絡も成績開示もないので、なぜダメであったのかよくわからず、自分の悪いところをどんどん膨らませて自己批判してしまうことであった。 ぼくの周りでは、