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人生についての考え方

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うしをいが書いた人生についての考え方に関する記事をまとめています。
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2020年7月の記事一覧

職場を「世界一楽しい場所」に

仕事をするようになって15年が経ち、数年前からはグループを統括し、部下も数名いるような立場に置かれるようになりました。そんな中、わたしは仕事をする上で、職場を「世界一楽しい場所」にすることをもっとも重視しています。 「世界一楽しい」とはこういうことを言うと、仕事をないがしろにして、お喋りしたり、インターネットにふけったりしたいのか、と思われそうですが、もちろんそうではありません。 ほとんどの人にとって仕事は大変なもので、それ自体が楽しいものではないでしょう。だけど、少なく

放火犯に生きて欲しい理由

京都アニメーション放火事件から1年が経過した。悲しい話題であるが、地元京都の事件でもあり、思いを書き留めておきたい。 <お断り>私は京アニの作品にほとんど触れたことがありません。そのため、犠牲者の関係者のみなさま、ファンの方で家族や友人を亡くしたことと同じように悲しんでいる方には、部外者が勝手に不愉快なことを書いていると感じられるかもしれないので、これ以上は読み進まないでもらいたいです。また、もしタイトルを見ただけでも不愉快な気持ちになった方がいたのであれば、ここでお詫びし

「コロナなので」で許される社会でいい

コロナは憎い。でもコロナは日本人が本当に求めていたものに気づかせてくれたのではないのだろうかとも思う。 予定通りにならない日々最近何もかも予定通りにいかないことが多い。朝に通っていたスターバックスは営業時間短縮で閉まっているし、近くのダイコクドラックは営業休止になって、居酒屋に行くと席は空いているもののスタッフがおらず断られる。 理由はもちろん「コロナなので」。 もし去年の7月に同じことがあったら、直接言わないまでも「なんでしまっているの?」、「不便だ」、「準備しっかり

1日3食のぼくらはみんな「障害者」

やまゆり園事件から4年が経過し、先日ALS患者の嘱託殺人事件も起こった。この2つの事件に共通する「障害者」という存在は、自分たちから遠いものと思っている人が多いように思う。でもぼくは、障害という概念はもっと広いという認識が必要だと思う。 仮想の世界を想像してみる あなたがある仮想の世界に引っ越したことを想像してみて欲しい。その世界の人はみんな、毎日朝の1食しか食べなくてもお腹が減らなかった。だから、職場では昼休みなんてものは設定されていないので、3食食べないといけないあなた