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8月4日、久しぶりのロッキンで体調不良になった話。

タイトル通り。数年ぶりにロッキンに行ったら体調不良になった。
まぁ熱中症ではないし2時間程度休んだから、実際はただの夏フェス日記である。



8月4日。
私は久しぶりにロッキンへ行った。きっかけは『ずっと真夜中でいいのに。』通称”ずとまよ”だ。
いつかライブに行ってみたいと思っていたタイミングでロッキンの出演が決定。しかも他の出演バンドも私の好きなものばかり。これは行くしかないと手あたり次第に友人を誘った。2、3人に声をかけて全滅。私の交友関係は狭いので、諦めて1人で行く方向へ。しかし誘っていなかった友人から声をかけられ、断られた友人も行けることになり計3人でロッキンへ行くことに。ちなみに3人は高校の同級生である。なんならそのうちの1人は大学も同じでずっと遊んでいる友人でもある。

チケットが無事に取れ、久しぶりのロッキンということで暑さ対策をすることに。つばの広い帽子、ハンディファン、塩分タブレット、冷却シートを用意。過去の夏フェスでここまで準備をしたことがないが、最近の夏は暑すぎるので…。



ここで過去話。
私が初めて行ったフェスはカウントダウンジャパン(CDJ)だった。当時高校生だったので最後までいることができず、新幹線で帰った記憶がある。初めてのフェスは、1万円のチケット代で複数のバンドがみられるお得感に衝撃を受けた。それからロッキンへ行き、ラブシャにも行った。大学生になってもCDJとロッキンへ行っていた。
それが、コロナ渦を機に行かなくなった。

一時期離れていたけれど、いざ行くとなると楽しみだった。



さて、当日の話になる。
会場は千葉の蘇我だ。ひたちなかより交通の便が良い。
電車が遅延したため予定より遅れて入場し、事前に注文しておいたラババンを受け取る。ちなみにずとまよのTシャツとタオルを通販で買っていたのでオフィシャルグッズはラババンだけにした。
会場の奥まで入り、アーティストグッズを買いに一時解散することに。私は買うつもりなかったけれど、結束バンドの長蛇の列に惹かれて並んだ。見本のようなミーハーだった。ランダムのラババンを購入し終わるとキタニタツヤが始まる時間になっていた。友人らと合流し、急いで大きなステージへ。
初めてのキタニタツヤは盛り上がった。ここで自分の体調が怪しくなり、顔面にハンディファンを当てていた。

キタニタツヤが終わったので友人らがお着替えへ。いつの間にか女子更衣室と男子更衣室ができていた。私が行っていた時期は更衣室などなく、女子はトイレで着替えていた。
クロークへ荷物を預けたとき、立ち眩みで立てなくなった。
凍らせていたビタミンCのドリンクは飲み終わり、もうひとつのドリンクはお湯になってしまったのでクローク行き。ポカリを買おうと思っても列が長かったのでそこまで待てず、レッドブルのテントに辿りついた。空いていたのですぐ買うことができ、私と友人2人は別行動をとることになった。もともと見たいバンドが違ったので、待ち合わせ場所を決めて解散することに。


私は結束バンドが見たかったのに、辿りつけなかった。
途中のベンチに座り、オブジェの隙間からモニターをみる。トイレも行きたいし、レッドブルを飲み終わる前にポカリを買いに行きたい。
しかし、トイレとポカリは反対方向だった。トイレをとるかポカリをとるか、そもそも立ち上がれるのか色々と不安になっていたら、吐き気がきた。
これはもう駄目だ、とレッドブルのテントのほうへ助けを求めに行こうとしたら、ちょうどスタッフさんがいたので声をかけた。
まず気持ち悪いことと吐き気を伝え、その場にしゃがみこむ。
トイレも行きたい、とわがままも言った。そのときの私は本当に限界で、漏らすかもしれないと焦っていた。救護エリアまで自力で行けず、うずくまっていると近くにいた方が冷タオルをくれた。使いやすいようパッケージから出してくれた。朦朧としていた私は満足にお礼を言えたのか覚えていないが、すぐ去ってしまった。冷タオルといえども大きなお手拭きみたいだ。それで首の後ろを冷やしたら、一気に体調が良くなった。
そのあいだもスタッフさんが声をかけてくれ、塩分タブレットや水をくれた。他のスタッフさんも来てくれて、地面に座れるようビニールをひいてくれた。
私はゴミ袋の山付近でうずくまり、手や鞄が土だらけになったが気にしていられなかった。
結局救護エリアから看護師さんが車いすを持ってきてくれた。私は意識があるし、やりとりができるが救護エリアまで行く元気はない。
恥ずかしいと思いつつ(目立つのが嫌)ありがたく乗せてもらい、救護エリアへ。テントの中の椅子に座らせてもらった。ただ、テントのなかは暑かった。扇風機もまわっているが、それでも暑い。トイレに行きたいと伝えたところ、救護エリアの後ろのトイレに案内してもらった。もうこの状態でちょっとした距離さえ歩けないので助かった。
トイレがおわり、血圧を測ってもらう。どうやら私は熱中症ではないらしい。気持ちが楽になり、しばらく座っていることに。ポカリと氷を貰い、氷を首の後ろに当てていると少し楽になってきた。
救護エリアには車いすでどんどん人が運ばれてきた。私より明らかに体調が悪い人が多く、後ろの横になれるスペースも埋まっていった。
私からしたら、この炎天下のなか歩いている人のほうがすごい…。ちなみに友人たちには連絡することができた。私のことを気にせずに楽しんでほしかったので、最初は「ちょっと休憩してるね」と濁したが、最終的に「救護エリアにいます…」と伝えた。


ここで、歩けそうな人は涼しい場所へ。
私も涼しい場所を求めて移動することに。(移動していることを友人たちに伝えながら)
ドームの下の、風通しの良い場所で座る。マイファスがモニターで若干みえるため、ぼんやり眺めていた。氷が水になり、新しい氷を貰う。ポカリはまだあったけれど、新たなポカリを貰う。(ちなみにポカリは常温)
ひたすら飲んではトイレに行っていた。すると調子が良くなり、15時半にドーム下スペースを解体するため(調子の悪い人はまた移動するのか聞いていなかった)私は友人らと合流することに。朝、家で食べてから何も食べていなかったので、牛タン丼とぶどうソーダをいただく。フードは事前にラインナップをチェックしていたが、移動が面倒で近くの店舗にした。どこも美味しいので問題ない。
元気になってくると、スキャンダルとスキマスイッチが見れなかったことを悔やむ。私の首の後ろにはまだ氷があった。

私の体調が悪くなった話はここで終わりである。
ポイントとして、ビタミンなんちゃらやお茶や水よりも、ポカリを持ってくるべきだった。凍らせてもすぐ溶けるので、理想は凍ったポカリ×2本。現地でも売っているので切らさないよう買うべき。
あと氷。冷タオルでも代用できるが、氷が現地で売っていたので買ってもいいかもしれない。割高だけど、私みたいに気分が悪くなって目当てのバンドが見れなくなるよりマシ。氷を首の後ろに当て、タオルを巻くだけで大分変る。
あと個人的に持ってきて良かったのが目薬。サングラスをしていても目の負荷がすごく、ハンディファンの風を直に受けてきた。目薬は日中お湯になって笑ってしまったが、定期的にさすようにしていた。


夕方になってやっと風がでてきたので、私たち3人はフォトスポットで写真を撮りまくった。ちょうど空いていた。LiSAがライブ中だったからかもしれない。芝生に寝転ぶと気持ちが良かった。途中リタイアも考えていたのに、嘘みたいに元気になった。
初のアジカンを途中まで聞き、トイレに行ったり軽食を買いに行った。
それからVaundyを聞く。1回ワンマンに行ったことがあるが、モニターに本人が映らないのでひたすら実物を見ていた記憶がある。ロッキンでもモニターに彼は映らなかった。ライトの下にいるであろう実物を想像する。
最後の曲である『怪獣の唄』で泣いた。生で聴くのは2回目なのに、改めて歌詞がいいなって思っていたら泣いていた。

そのあと最後のずとまよへ。
人が多くてモニターさえ見えず。それでも生歌はすごかった。ちょっと悔しいからいつかちゃんと見てみたい。最後に好きな曲である『あいつら全員同窓会』が聴けて満足。




ロッキンに最後までいたのは初めてだ。
大人になったなぁと実感した。

今回は途中離脱するし食べ物もまともに食べられずスキャンダルとスキマスイッチが見れなかったが、体調の悪い私に冷タオルをくれたお姉さんやずっと付き添ってくれたスタッフさん達の優しさに触れた。
今後夏のフェスに参加するかわからないが、今回の経験を踏まえて事前に準備をしたい。

取り急ぎnoteをアップする。
また文章を付け足すかもしれないし、写真を載せるかもしれない。




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