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【ただのつぶやき】栗拾い

こんにちは。

この休みは、幼稚園のレクリエーションやら、稲刈り(自分の田んぼではなく、ご近所さんの田んぼの手伝い)やら、お宮の注連縄綯いに行ったりやら、畑の夏野菜の撤収やら、草刈りやら…と、朝から晩までてんやわんやでした(^^;)

そしてそのスキマ時間に、タイトルの通り、栗を拾ってきました!(実は今年3回目)

ですので、それにまつわる記事をお届けしたいと思います♪

〇栗拾い

我が家では、7本ほど栗の木を持っています。この時期は、栗が落ちては拾い、落ちては拾い…を繰り返しています。

木は、裏山にあったり田んぼの土手にあったりと、複数の場所に点在しています。下の写真は、裏山のやつです。

裏山の栗の木。なお、この裏山にはもう1本あります。

ほったらかしなので、上に上に伸びてかなり大きくなっています。

(※なお専業の方は、大きくし過ぎると収率がさがるため、整枝・剪定をちゃんと行うのですが…我が家はそんなこと考えていません(笑))

我が家の栗の木は、このサイズぐらいのものが3本、もう一回り小さいものが4本あります。

さて、栗の木の下を見ると・・・

裏山の栗の木の下(※上の写真とは別の木)
田んぼの土手の栗の木の下

こんな感じで、ゴロゴロッと転がっています(^^)

ちなみに、枝の方にくっついているやつは、こんな感じで生っています。

木に生っているところ。割れて中身が見えるものもあります(手振れ気味)

新鮮さにこだわるのであれば、竹竿かなんかで叩き落して新鮮なものを取ればよいのでしょうが…もしそういう風にやっちゃうと、熟していないものまで落としかねないので…

我が家ではそこまでせず、拾い集めるだけにしています(というか、木が高すぎて現実的ではありません)

さて、肝心の栗の方です。落ちて日が経っていないものは、色味が明るく艶があります。

イガの中には、実が基本的に3粒分入っています。でも、3つとも大きくなることはほとんどありません。だいたい1粒、よくて2粒分しか大きくなりません。

2粒大きくなったもの
1粒だけ大きくなったもの

さて、ここから先は気合と体力勝負です。落ちている栗をひたすら拾い集めます。

綿の軍手だと、イガが簡単に貫通してしまい非常に痛いです。火ばさみで拾う方法もありますが、手返しが悪いので私はまずやりません。

じゃあどうするのかですが、牛尾スタイルでは革の手袋を使って、両手でどんどん拾い集めていきます。

通常は、仕事で使う溶接用の革手を使うんですが、今日は職場に置いてきてしまっていたので、代わりにキャンプ用の革手を使いました。溶接用に比べればちょっと薄手ですが、柔らかい&手首のところが長いので、これはこれでアリです。

革手(キャンプ用)

革手であれば、拾うだけでなく、そのまま手でイガを取ることができます。足で踏んづけながらやってもいいですが、手でやる方が圧倒的に早いです。

イガは、家に持って帰ってから剥がしてもいいんですが、それだと大量のイガがゴミになって邪魔になります。ですので、可能な限り現地で向き、イガは土に返すようにします。(※このあたりは、タケノコの皮の処分と似たところがあります)

剥いたものがコチラ。先にも書きまたが、艶があって綺麗です。

この写真はちょっと暗くなりましたが、実際のものはもう少し色が明るいです。光が当たるところは、飴色の輝きです。何とも言えない自然の美しさを感じます(^^)

くりっ!

イガを剥いたらサラッと外観をチェックし、虫食いがないかチェックしていきます。

栗は、落ちた後に数日拾えないと…だいたい虫にやられます。ですので、栗が落ちる時期になったら、コンスタントに拾うのがポイントになってきます(^^)

さて、こんな感じで作業を続けていくと…だいたい約30分で、虫食いナシの栗がこのぐらい集まります。

くりくりくりっ!

ちなみに、この木は今年2回目の所です。枝にはまだ実が多く付いているので、もういっときは栗拾いができそうです。

今回はこれを3か所(3本分)行いました。だいたい取れた量も同じぐらいだったので・・・この日の収穫としては、この写真の3倍ぐらいの量が採れました♪(^^)

家に持って帰ったら、大きなバケツ(というか漬物容器)に水を張って、栗を半日ぐらい水に漬けます。こうすると、目視で分からなかった虫が出てくるのと、皮をはがす時の作業性がアップします。

そのあとは小さな包丁(私は、アジ切り包丁がしっくりきます)で、一個一個剥いていきます…これが一番しんどいです(笑)

…おっと、このあたりの写真を撮り忘れた(笑)

剥き終えたものは、栗ご飯にしたり、渋皮煮にしたりと、秋の味覚を楽しみます(^^)

今シーズンはもう少し取れそうなので、また何日かしたら拾いに行くことになりそうです!

〇せっかくですので、お勉強も(笑)

みなさん栗の花というと、こういうものを想像されると思います。

「庭ブロ」さまHPより

梅雨の時期ぐらいに咲いて、老若男女がニヤッとしたりオエッてしたりする香りを漂わせます。

このパッと目に見える花、実は雄花(おばな)の集合体なんです。

「じゃあ雌花(めばな)は?」ってなるわけですが、ここに付いています。

「果物ナビ」様より

そう、雄花の根元に、対になるように咲いています。

そしてこの雌花、分解してみると、なんと3つに分解できます。

「温泉ドラえもんのブログ」様より

これがイガの中にある身の数とリンクします。

受粉がうまくいけば3個とも太りますが、受粉がまばらになると2個、ないし1個(あるいは0個)しか身が太りません。

みなさまご存じのように、花が咲く植物というのはたくさんあります。しかしながら、必ずしも雄雌の機能が一つの花に集約しているとは限りません。

雄雌の機能に着目してカテゴリー分けをすると、主に下のパターンがあります。(※私が知る限りです。ちゃんとした学術的な分類とは異なるかもしれません)

・雄雌株かつ雄雌花:
 リンゴ/ウメ/ビワ/ナスなど

・雄雌株かつ雄雌花:
 クリ/マツ/キュウリ/カボチャ/トウモロコシなど

・雄雌株(当然、雄雌花):
 イチョウ/キウイ/アスパラガスなど

・雌雄にもかかわらず、それぞれの株に、雄花・雌花とは別に、両性花(おしべとめしべがセットになっている花)が混じるもの:
 (※あるらしいですが、私はよくわかっていません💦)

…と、こんな感じで様々な種類があります。

また、上のカテゴリ分けとは別の分け方も存在します。被子/裸子といった分け方や、花粉の自家和合性/自家不和合性(※自分の花粉で受粉が成立するか否か)といった分け方…ほかにも色々あります。

自然界には膨大な数の植物がありますが、このうち人間が食用・園芸用として栽培しているものはほんのわずかです。

その、ほんのわずかな所だけをピックアップしても、これだけカテゴリが分かれています。人間が知っている範囲のものだけで、こんなに多岐にわたる種類にまたがるという事です。

いやぁ、すごいですね!(><)

〇書きながら思ったところ

この記事を書きながら、ふと頭をよぎったことを書いておきます。

小学生や中学生のお子さんがいらっしゃるご家庭では、生活科や理科の学習でこういった話題に触れることがあると思います。もしお子さんとこういう話が出てきたときは、雑談ベースでいいので、植物の広がりの世界を、楽しく話すことができれば、素敵だなって思うのです。

試験対策的な、学術的な話なんかは後回しでいいんです。身近なものに、こんなに広がりがある世界があるんだという事を、大人が子どもに楽しく話してあげられたら、それでいいんだと思うんです。

話した瞬間の時は「ふ~ん」「それで?」的な反応をされるかもしれません。それならそれで、その場はサラッと終わらせましょう。それでいいんじゃないでしょうか。

こういうのは、種まきと同じよううなものだと思っています。芽吹くものもあれば、芽吹かないものもある。それに、なんでもかんでも芽吹けば良いってものでもないですしね(笑)

どの種を芽吹かせるかの選択は、あくまで子どもの側にあります。でも種を持っていない事には、芽吹かせようがないです。大人は子どもに、そっと種を渡すことが大事なんじゃないか…と、私は思うのです(※あくまで私の意見ですが)

1種類が満開になるもよし、寄せ植えのように色々咲き誇るもよし。大輪もよし、スプレー咲きもよし。

親としては、できれば咲くところまで見届けてから…なんて思っちゃいますが。まぁ、それは親のエゴなんでしょう(笑)

…栗拾いの記事を書きながら、そんなことが頭によぎった秋でした♪

・・・おわり


※※※ ここからはお知らせ ※※※

いつもは、子どもにまつわる防災や応急手当、日頃気を付けたいことに関する記事を、月1(+臨時で不定期)で書いています!どれも、忙しいパパ・ママ向けの、サラッとライトな内容なので、ぜひ一緒に見ていってもらえると嬉しいです(^^)下に、過去の記事をマガジン形式で纏めましたので、ぜひご覧ください!


また、私の日々思っていることや、好きなことなど、私がどんなやつなのか、どんな考えをもっているやつなのかが分かりやすい記事については、下の【ただのつぶやき】シリーズが、わかりやすいかもしれません。少しでも「パパ防災士:牛尾崇彦」個人に興味を持たれた方は、覗いていただけると嬉しいです!

※※※ お知らせ終わり ※※※

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