四季報との付き合いかた
まず四季報を全面的に信用してはいけません。
大手証券会社でもアナリストが足りなくてウォッチできていないのに全ての銘柄を一出版社の記者が調べて書いているとは思えません。会社の意見を鵜呑みでかいてあると思いましょう。(追記2020年12月発売新春号にてブイキューブ社長の告発にて電話取材すらない場合があることが判明)
あくまでは四季報は深く調べるに値するかスクリーニングするために目を通します。
まず、付箋紙を用意します。
①頭から読むと建設業ばかりでワクワクせず飽きてきますから、3.6.7.4.9→あとはお好きに、コード順に見ていきましょう。
昔は産業により証券コードの頭数字が決まっていましたが最近上場の会社はバラバラで、直近上場の会社は3.6.7.4.9から始まることが多いです。
②銘柄名のあと上部にある3年チャートと売上をぱっと見ます。チャートが右肩上がりか少なくとも横ばいで売り上げが毎年増えている会社に付箋紙を貼っていきます。
③2周目。上でチェックした会社は数百くらいまで絞られているかと思います。事業内容、株主構成、個人的には有利子負債、自己資本比率をみていきます。
③事業内容にインスピレーションが働いて社長の持株比率の多い会社に付箋紙を貼りましょう。
④2枚目の付箋紙が貼られた会社が、深堀すべき会社になります。会社説明資料、決算説明動画を見て理解を深めましょう。
⑤PSR等から判断して割高なら少しだけ打診買い、割安なら全力買いしていきましょう。ウォッチリストに入れ続け決算のたびに答え合わせすることで経験値があがります。
補足 事業内容に永続性、エッジがあるか判断するのはあなたの感性です。普段から本を読んだり環境変化に敏感になってアンテナを磨きましょう。
ハッキリ言って面倒くさいし、やりたくない作業です。だからやらない人と差別化ができて儲かるようになります。
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