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骨盤底臓器脱(子宮脱)で手術・入院しました その1

手術をして約1ヶ月半。
まだ傷は癒えていませんが、記憶がしっかり残っているうちに、この体験を記事にまとめ、同じ悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。


ことの発端

さて。まずは骨盤底臓器脱とはなんぞや。ということですが、おそらく皆さんはあちこち検索して理解していると思いますし、なによりも現在体験していらっしゃると思いますので、これについては割愛します。
ひとつ言えることは、私が知らなかっただけで、女性には意外と多い病気だということです。

私が臓器脱で悩み始めたのは約1年前。
最初はピンポン玉程度のものが、しゃがんだりすると出てくる。普段は全く気にならないもので、この頃は病院へ行こうとは考えてもいませんでした。
ところがそれは次第に大きくなり、そのスピードはどんどん加速していきました。半年もすると、ピンポン玉はテニスボールほどの大きさに!
その頃になると、様々な弊害が出てきました。

まずは排尿……つまりおしっこですね。
出ているものを指で押して引っ込めないとおしっこができない。
それから、下着に擦れて出血する。
これはもうやばい。

検索しまくりました。
ネット検索すると、臓器脱の治療方法は手術しかない、とか、骨盤ベルトの広告ばかり。
もちろん、手術なんて嫌だったので、まず試したのは骨盤ベルト。
メーカーによって色々ですが、要は出ているものをベルトで押し上げるというもの。
うん。なかなかによい(ただしお値段はよろしくない)。
でも、毎朝の着替えの度、トイレの度に装着するのが面倒くさい。
これを一生続けるのか?
いや。無理。こんなストレスを抱えながら生きていくのかと考えた時、手術で治るなら受けてみようという気持ちが固まり、ようやく病院に行こうと決心しました。
それが手術する3ヶ月前のことです。



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