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骨盤底臓器脱(子宮脱)で手術・入院しました その2

通院1回目

1回目の診察。
最初に書きましたが、臓器脱という病気は、想像よりずっとメジャーな病気だということです。
私の場合、別の病気を抱えていたので(こちらについても手術予定なのでいずれ書けたらと考えています)、そちらの病院の紹介で地元でも大きな病院に来ることになったのですが、年配の方の姿もちらほらと見えます。
中待合室で漏れ聞こえてくるのは、ほとんどが同じ悩みを持つ方でした。

順番が来て問診と内診。
臓器脱についての詳しい説明を、苦手だという絵を描きながら説明していただきました。
そしていよいよ内診。
開口一番「あー、出てますね。大変だったでしょう」の先生の声。
レベル的には最終段階のレベル4でした。
出ているのは子宮。膀胱も肥大していて一緒に出ているいわゆる膀胱瘤。
内診しながら「リングは入れたことある?」と訊かれて「いいえ」と返答。
これなんだけどね、とカーテンをかき分けて見せてくれたのは、シリコン製の輪っか。どうやらそれを膣に入れて子宮を出てこないようにするらしい。
まずは先生がお手本をしてくれて「自分で出し入れできるからね。やってみて」と。
「大丈夫。○○さんよりずっとお姉さんの90歳の人もやってるんだから」と励まされ、おたおたと自分でもチャレンジ。
このとき思ったのは「人間ってすごいんだな」。

すごい。
これはもうすごすぎて、どうしてもっと早く病院に来なかったんだろうと全力で後悔しました。
骨盤ベルトの比じゃない。
トイレも普通にできるし、朝入れて、夜お風呂場で外すだけ。
世界が輝いて見えました!
気持ちも明るく2回目の予約をして終了です。




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