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世界遺産は有名なものばかりではありません

世界遺産といって直ぐに思いつくのは何でしょう?

マチュピチュ? モンサンミッシェル? サグラダファミリア?

日本なら、法隆寺? 厳島神社? それとも姫路城?

人によって様々ですよね

でも、中にはそこまで有名ではないけど、世界遺産という物もあるんです。

「リートフェルトのシュレーダー邸」って、知ってますか?

私は申し訳ないですが、世界遺産検定の勉強をするまで 知りませんでしたm(_ _)m

20世紀初頭にオランダで抽象画家のモンドリアンらが中心になった芸術運動「新造形主義」が発生。

リートフェルトはその一派に所属したユトレヒト出身の建築家。

リートフェルトは、銀行家の未亡人の依頼で、シュレーダー邸を設計。婦人と子供たちのための家。

この家は新造形主義理念に基づいた最初の建築でした。

新造形主義独特の赤、青、黄の原色を使い、直線と平面四角形で造られた空間が特色の家。

映像で見ただけですが、可動式の間仕切りを動かすことで、部屋のレイアウトを自由に変える事が可能。 窓が大きく光がいっぱい入る素敵な家。

忍者屋敷のようとも言われていたようです。

シュレーダー婦人は96歳で亡くなるまで 約60年この家に住んでいました。

明るくて住み心地の良い家に住んでいたことも 長生きの秘訣のひとつだったのかも知れませんね

シュレーダー邸は 近代建築の理念を具現化した記念碑的な作品としては世界遺産に登録。

たとえ知っている人が多くいなくても、それが唯一無二で未来に残すべきものと認められれば 世界遺産になりえるのです。

ユトレヒトにミッフィーを見に行く事があったら、シュレーダー邸見学も行きたいかな(^^)


 





世界遺産に登録される遺産は有名も無名も関係なし。大きいも小さいも関係ない。






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