できないことを自分で決めてしまう人材
私の周りの経営者たちが、厳しい決断をし始めております。
二代目社長だーうしで御座います。
コロナウイルスのおかげで?コロナウイルスのせいで本当に必要な人材とそうではない人材があぶりだされている事態になっております。
コロナ患者を受け入れている医療関係者やzoomなどリモートワークを活用できる業種・配送関係・ライフライン関係ではゴールデンウイークも休まずに働いておられる方々も多数おられることでしょう。
しかし、リモートワークに適さない仕事やリモートワークに移行できない中小企業では、本当は仕事ができない人があぶりだされています。
上記以外の業種では、仕事が薄くなり1つのことだけでは1日分の仕事にならないということが起きています。
ここからは私の感想です。(まわりの経営者仲間たちに聞いたはなし)
仕事が薄くなると、自分の範囲の仕事しかできない(しない)人から必要ではなくなっていきます。
なぜか、自分の仕事の範囲を従業員自ら決めて仕事をしていることが多く見受けられます。
営業だから営業しかしない分からない。
配送(納品)だから配送(納品)しかしない分からない。
現場作業だから現場作業しかしない分からない。
経理だから経理しかしない分からない。
このように自分で決めつけて仕事をしている人たちがいます。
こういう人は、平気でそれは僕・私の仕事ではありません。
とか、
なんで僕・私がやらなければならないのかなどと言ってきます。
自分たちができることより、
まず自分たちが出来ないこと・やりたくない仕事を主張してきます。
中堅・ベテラン選手に多いです。
自分なりのこだわりなどがあり、
なんでもこなす奴は器用貧乏になり、会社にいいように利用されるだけ利用され、結局はなにも出来ない奴になるとか言っています。
確かに言ってることは分かります。
平常時で業績が伸びに伸びていて、その部門に自分が在籍しているときはいいでしょう。しかしいつ何が起こるか誰も分かりません。
昔から私も会社の先輩や上司に器用貧乏になるな器用貧乏になるなと呪文のように言われ続けていました。
しかし、私はいつも疑問に思っていました。
1回器用貧乏になって、その中から1つ尖った事がある人のほうが絶対強いよな~と。
コロナウイルスが蔓延したこの世界で、私の周りに起きていることは。
営業も出来て、配送(納品)も出来て、現場作業も出来て、経理も出来る。
オールマイティーな人材が、必要最低限な人数で会社を回しているという現実です。
この世界では、特に中小企業の世界では、そこまで高度な技術を求められる仕事というのは、あまり存在しません。
なので、1つのことが10割出来る人材より、すべてのことが5割出来る人材が必要なのです。
コロナウイルスが日本で発生して4か月ほどです。
1日ごとに状況が目まぐるしくとんでもないスピードで変化しているウィズコロナ時代です。
これまでの実績(プライド)を良い意味で捨て、変化し続けることが出来で、なんでもするという気概がないと生き残っていけない時代になってしまったと思います。
現時点(2020/5.1)では、実力は関係なく業種によっての影響が大きいので、これからの2,3か月を乗り越えられるかわ、
もはや運ゲーのレベルです。
最後に元も子もないこと言っている気がする。
今日はここまで。最後までお読みいただきありがとうございます。
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