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夢日記887 ~ 改竄の発覚後 ~

 私は教室で答案用紙を返却して、いったん忘れ物を取りに職員室へ戻った。その後、教室に戻ってきてみると、数名の生徒がいなくなっていた。不思議に思っていると、生徒たちが教室に戻ってきたので、私は採点ミスがないか尋ねた。すると、Mさんが答案用紙を持ってきた。ところが、彼女は、明らかにもともと空欄だったところに答えを書いて持ってきていた。私はいったん彼女の答案用紙を預かって、放課後に職員室へ来るよう彼女に言った。
 授業後、私は職員室に戻ってきてから、答案の改竄が起こったことを腹立たしく思いつつ、職員室のチョークを片づけ始めた。すると、茶色のチョークを手に取った際に、手がベタベタになったうえ、チョコレートのにおいが漂い始めた。私は、汚れてしまった手を洗うついでに用を足そうと思い、トイレに向かった。その途中、20名~30名の生徒が、手をつないで大きな輪を作りながら廊下を歩いてきた。明らかに異常なこの状況で、私は彼らの横を通り過ぎる際に必要以上にゆっくりとした動きをとり、若干の笑いをとることに成功した。
                            < 完 >

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