見出し画像

NIKON 1 J5

初めての記事はこのカメラについてと決めていました。いわゆるレンズ交換式カメラを買ったのは初めてで、スマホのカメラと富士フィルムのコンデジ(6000円くらいで買ったやつ。引越しの際にどこかに行ってしまった)しか使ったことなかった僕にとっては当時6マンくらいしたこのカメラはすごく悩みに悩んだ買い物だった。

なぜか幼少期父の教えで「カメラはニコンを買うんだぞ」と言われたのを覚えていて、とりあえずニコンのカメラで割と安くてデザインがいい感じのやつを買ったのでした。

正直、いろんなカメラを触ったことがないから比較レビュー的なのはできないのだけれど、こいつのよいところはまずなんといってもちっさくて軽い。片手ですっぽり持ててしまう。首から下げていても全然苦にならない。なんならポケットにも入る。なのにミラーレス一眼(公式的にはレンズ交換式アドバンスドカメラ)。

他にも、チルト式のモニターはタッチパネルで、タッチ操作で撮影も可能。Wi-Fi経由でスマホに直接写真を転送することもできる(専用アプリあり)。

上部のダイアルは撮影モードには撮影モードが割り当てられていて、撮影シーンに応じて最適なものを選ぶ楽しさもある。

別に写真が趣味です、と言えるほどたくさん撮っていないし、何より下手くそだけれど、このカメラのことは「写真を撮る」という行為を抜きにしても、大好きだ。それがお気に入り、ということなのかも、と思い、こんなふうにお気に入りのものを記録していく作業を始めてみた。

レンズは地味に三つも持っていて、最初に買ったときのキットレンズがこのふたつ。

左が標準ズームレンズ(1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM)で、右が望遠ズームレンズ(1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6)。特に望遠レンズは仕事で記録を残さなくてはいけないときにめちゃくちゃお世話になった。

そして基本的にいっつも本体にくっついてるのが、後から追加購入した単焦点レンズ(1 NIKKOR 18.5mm f/1.8)。これを買ってやっと「ボカして撮る」の意味がわかった。一気に写真が上手くなったような気さえしちゃった。

写真も思い出だけれど、このカメラを見ると、こいつを携えて出かけた思い出や一緒に出かけた人たちを思い出して、とてもあたたかい気持ちになる。このカメラそのものが、もういろんな思い出の一部になって、記憶に溶け込んでいる。

スマホはどんどん機種変しちゃうけれど、このカメラは、もしこの先新しいカメラを買ったとしても、ずっと使い続けたいなあ、と思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?