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新卒入社後初めての制作はVR開発

早速2つ目の記事を書きます。
というよりこちらが本番です…。
私に関しての情報は下の記事を見てみてください。
簡単な自己紹介をしています🐍

1.VRゲームを作った

ここ2ヵ月で生まれて始めてVRの開発をしました。
それがこちら ↓

在学中はProcessingやArduinoなどでインタラクティブアートを作っていましたがUnityやBlenderなど3DCG系のゲーム開発は初めての経験でした。
調べるもののほとんどが触ったことないものばかりでソフトの基本操作から覚えていきました。

2.経緯

私のいる部署はインタラクティブコンテンツ等の技術開発がメインの業務でその一環としてプロトタイプの開発をしています。
このコロナの影響で対面でのイベントなどが難しいことからAR,VRなどのコンテンツに重きを置いて進めることになりました。
AR,VRに関する技術を調べていると2019年12月からOculusQuestでハンドトラッキングが正式に実装されていて個人で開発も可能とのこと。
学生時代はあまりAR,VRに触れてこなかったこともありそっち方面の情報にはとても疎かったです… 反省…。
HMDだけでハンドトラッキングができるのはすごいなと思い、ちょうど会社にOculusQuestもあったので機材はこれを使ってVRの方向で進み始めました。

3.企画決定!

上で載せたサイトを見た通りケーキビジュアルのバーチャル立体パズルを作ることにしました。
展望としてはこのパズルのテクスチャーを実際のケーキ屋の商品の写真で作ってゲーム自体がそのお店のメニュー表になるという仮想のクライアントと提案を自分の中で立てて企画しました。

4.技術習得が第一

ほぼ全てが初めまして状態なのでクオリティーは求めつつ基本を覚えることに集中しました。
もしVR関係の仕事があった時基本が身についてればアイデア等の応用はいくらでも広げていけると思うので!…とはいいつつ見栄えを気にして細かい部分の調整をちょっと早く起きてやったりしました…仕方ない笑

5.Blender

在学中も授業はあったけどほぼ取ってこなかった3DCGモデリングをこのタイミングでするとは思いませんでした。
四角い豆腐を作れる技術しかありませんでした本当に。

スクリーンショット (42)

ということでチュートリアルを見て勉強しながら作りました。
3DCGソフトってショートカット覚えてる前提でチュートリアル進んでいくんでどんどん置いて行かれました。
けどいざやってみるととても楽しい。
この動画上げているMdesignさんわかりやすいチュートリアルたくさん上げててとても勉強になりました。

Blenderで作ったパズルのピースとイチゴとホイップのモデリングデータをFBXで書き出してUnityに持って行ってゲームを組み上げていきます。

5.Unity

これまたほとんど触ったことがないソフトです。
C#を触ってたのが救いだった気がします。
作るものがパズルゲームなのでまずは2Dのパズルを作って基礎を覚えました。

やっとOculusQuestの開発を始めます。
環境構築はこの辺の記事を参考にしました。

そして初めてのビルドです。HelloWorld !!

スクリーンショット (43)

ここからはもうひたすら実装あるのみでバグ修正をしつつ完成に向けて作り込んでいきました。

7.完成

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実装期間1ヵ月半でなんとか形になりました。
スクリプトの方でも割と壁がありましたが詳しい技術的なことは今後Qiitaの方にアップしようと思います。
またSideQuestで公開していますのでOculusQuestを持っている方はダウンロードして遊ぶことができます。

6.まとめ

以上この2ヶ月で作ったVRゲーム開発の記事でした。
最近OculusQuestの新作の噂が流れていますね多分発売されたら個人的に買ってしまうと思います。
それくらい面白いデバイスでした。
またプロトタイプは作るので次回も完成したら記事にしようと思います。
ありがとうございました。✋

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