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コルクラボ4期を終えて

6月26日を持って半年間受講したコルクラボ漫画専科第4期の授業が終わった。

コロナ禍で教室の授業ではなく最初から最後までオンラインだったがその代わりに世界中から生徒が集まり、生徒同士のTwitterやDiscordなどで活発な交流ができた。

なぜコルクラボ漫画専科受けたのか

これまで「漫画で食べていく」ことを実践的かつ体系的な形で教えているところを知らなかったから。「漫画家として」こうあるべきだったり、そもそも何故漫画を描くのか、からどうやって漫画家としてこの世の中をサバイブしていくかというところに焦点を当てた内容に興味を惹かれたからだ。

コルクラボを受けて一番強く感じたこと

コルクラボの講義は講師の佐渡島さんがやっっているyoutubeの「佐渡島チャンネル」でもある程度推測できるので、講義内容を詳しくはあえてここでは書かない。もしコルクラボ漫画専科に入ることを考えている人はまずyoutubeを見てみると良いかもしれない。

私個人的には講義内容よりも一番刺激を受けたのは4期のみんなだ。いくたはなさんやざくざくろさんなどインフルエンサーとしてすでに活躍されていた人に加えて多くのレベルの高い人が集まり、最初から最後まで刺激されっぱなしだった。

彼女たちの次から次へと湧き出てくるアイディアなど天性の才能もすごいと思ったが何より感銘を受けたのは一度目標を定めて行動するその熱量。

「絶対一人で描いてないよね?チーム体制だよね?個人で描ける量じゃないでしょこれ」

これが私の率直な感想だった。それほど彼女たちの生み出す量と無駄のない射程の定まった漫画は、次々と書籍化・商業化されていった。

翻って自分はこの6ヶ月の講義の中で何か学べたら良いな、という受け身的な気持ちのみだった。熱量は比べるまでもなく、この半年間で何かしらの目標を立てることすら明確に決まっていなかったのだ。

当時自分は作画担当の連載作品が決まっていたので(本日の時点でまだ4話目を製作中。公開は7月末)、その作品に何かプラスで学べることがあれば、という心持ちだった。この半年間を使って何か連載を勝ち取ろうと思ったり、電子書籍を出そうとまで考えをまとめていなかったことにある。

それに気づくのに半年もかかってしまった。せっかくの講義をもっと活用すればよかったと悔いが残ってしまった。

これからやっていきたいこと

が、悔いてばかりもいられない。先はまだ長いのだ。

フリーランスとしての活動は婚活にも似ているかもしれない。というか全てのことに当てはまるかもしれないが、とにかく行動が全てだ。

そこに明確な目標があれば行動にも精度が出るが、私はこれまで自分の行動力を買い被っていた。

劇的に彼女たちのように熱量を上げることはできないが、今後1年の目標を今ここに明確にしたい。

・Twitterフォロワー1万人

・インスタにエッセイ漫画を掲載して商業連載

・自分の電子書籍を出したい。

漫画家としてこれから先もずっと生きていきたい。焦らずけれど確実に目標を達成していきたいと思わせてくれたコルクラボの皆さん、半年間本当にありがとうございました。

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