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弱くて、甘くて、優しい

介護のお仕事をしていて
「あなたって優しいわね」と褒められることがある。
言葉にせずとも求めていたことをやってあげたときとかね。
ちゃんと伝えてもらえるのは、結構嬉しい瞬間だったりする。
一方で、自分自身のなかにある「優しさ」を感じる瞬間も
味わいながら生きている。

今回は、「優しさ」について思うこと。


自己の欲求を言葉にできなかったり、
伝え方を忘れてしまった人と日々接していくには、
相手を知りながら想像する力が必要になってきます。

基本、そんなにガツガツ仕事する方ではないけれど、
自分なりにプラスアルファのことができて上手くいったときは、
「私って優しい」って思う。


こちらの気持ちに余裕があるときの方が、
圧倒的に相手のことを想像しやすい。
この仕事をしてきて、そのことをすごく実感した。

不安だらけの状態だと、
他人が求めているものってなかなか考えつかない。
まぁ仕事だから、メンタルがどんな状態でも
考えて実践しての繰り返しですけどね。

精神的に余裕があるときは、
「こうしたらいいかな」とか
「笑顔になってくれるかな」とか
ちゃんと考えれる。

「優しさ」って気持ちの余裕が生み出すもの。

その気持ちの余裕をつくるには、
まずは自分を甘やかすことが第一歩だとおもう。

「甘い」と「優しい」は似ているけどちょっと違う。
「自分を甘やかす」のは、弱い部分も認めてそこを労わること。
「自分に優しくする」は、弱くても強くても、自分自身に対して親切にすること。
甘やかしすぎると人は堕落していきますが、
「甘さ」は「優しさ」をつくりだしてくれる。

自分を甘やかしていると、他人にも優しくなれますからね。

わたしの場合、自分を甘やかす手段としては、
予算オーバーでも好きなモノを買ったり、
お酒飲みながらダラダラしたりすることかな。
欲求を抑えられなかったことを認めながらも
正直でいる感じ。



たまに他人に厳しくて自分に甘い人がいますが、私はきらいですね。
自分に甘いなら、他人にも甘くいた方がいい。
あと、自分に対してもストイックすぎる人は結構苦手かも。

恋愛においても、
お互いの弱さを認めながら、
一緒にいて優しい気持ちになれる関係性がいいですよね。












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