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おすすめされた楽曲聴いてみた⑩

お疲れ様です。気まぐれに始めたこのシリーズ、10記事目突入しました。
前回からリクエストもらった順じゃない感じで取り上げてますが、最終的にはリスト内は全部感想書くつもりなので気長に待っててください。では。

・Beautiful World / Parannoul
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

韓国のアーティスト、Parannoulの2ndアルバム「To See the Next Part of the Dream」より一曲。こちら存じております。このアルバムが発表された2021年は割と時間が洋楽digに割けていたので、音楽好き界隈から評価されてたこともあり履修済みです。
すんごい雑説明するとジャンル的にはシューゲイザーというノイズ系の爆音歪みギターにローファイなボーカルが乗るサウンドで、J-POPメインで聴いてる層や音楽詳しくない方はちょっと戸惑うかもしれません。

でも、このParannoul。自分からしたらめちゃ聴きやすくて。爆音ギター鳴りつつもアプローチはオルタナとかエモ系のいわゆるロキノン系に近いんですよね。もろにマスロックな曲もあるし分かりやすいメロ。
この「Beautiful World」は映画"リリィ・シュシュのすべて"から台詞を大胆にサンプリングしてるんですが、同映画のようにアルバム全編思春期のどうしようもない感じ、衝動性みたいなものが強く表現されてまして。
そしてこのパラヌル、全編DTMの宅録らしいんですよね。これもまた凄い。バンドメンバー集めなくてもひとりロックバンドが組める時代だ。

ちなみにリリィシュシュは未見です。自分的いつか観たい映画リストに入れてますがあらすじ見て暗すぎてwiki情報でおなかいっぱいです。


・シーラカンス / ズーカラデル
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

ズーカラデルはコロナ禍前にユニゾン田淵智也がおすすめの若手バンドとして挙げていたので存じております。ただアニー・漂流劇団辺りの時代で知識が止まっているので、最近の曲は全然聴いてませんでした。

素朴で純度が高いロックサウンドを泥臭く鳴らすバンド、という認識だったのですがこの「シーラカンス」はそれに加え程よく力が抜けている感じで聴きやすいですね。良い曲。シンガロング適性があるサビもハピネスに振ってる。でも詞が押し付けがましくないいい塩梅。

なんというか、このままでマイペースで音楽鳴らしててほしいバンドですね~、ハートフルなCMソングとかに抜擢されて消費されてフォーム崩して欲しくない。


・先輩/ 乃紫
(好き度:☆☆☆☆☆)

「のあ」と読むらしいです。初見。調べてみたらTikTok発らしい。
ボカロ世代だな~って感想を持ちました。ニコ動でスタイリッシュに歌詞がサッと出てくる歌ってみた動画みたいな。
音楽的には全編ロックサウンドなんですがベースがめっちゃ動いてますね。粗い感じのギターも好き好き。ボーカルも先達の影響をめっちゃ受けてそうだけど聴きやすい。
ただ全体的に自分の好みとしては「こういうシリアス寄りの女性シンガー最近よくいるよね~」な感想に落ち着いちゃいました。他の曲も聴いたけどあんま語るとこないかも。


・青春にして已む / Cö shu Nie
(好き度:☆☆☆☆☆☆)

Cö shu Nie、アニソン界隈で名前よく見てけっこう気になってたけど触れてこなかったアーティストです。実は他の曲でも感想リクエスト来てる。
あとコシュニエって造語なんですね。

かわいい曲ですね~、ジャズっぽい跳ねたピアノが印象的です。最後になんか不穏なフェードアウトで終わってびっくりしましたが。
全体的にゴシックな雰囲気も感じたのでそういうアニメのタイアップ?って思い調べたらめっちゃ爽やかなドラマ主題歌でそっち!?となりました。歌詞見たらめっちゃ青春だった。

他の曲も気になって聴いてみたんですが「asphyxia」とか焦燥的なピアノに変拍子ロック、school food punishmentの系譜じゃないですか?la la larksよりsfpしてる気がする。ポストロック寄りでノイズ系のシンセ多用してたsfpとは違いこっちはガンガンギター鳴ってるし編曲も華やかですが。


・Good Day (Special Daileee) / Weeekly
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

韓国のガールズグループだそうです。初見です。
ウィークリーとの名の通り、7人編成でそれぞれ担当の曜日があるそうです。そういうコンセプトすごいすき。過去に7人ユニットのWUGを推していた経験があるアカウントです。

かわいい系K-POPのど真ん中というか、「こういうのでいいんだよ」って感じですね。BLACKPINKとかIVEとかのクール系じゃなくNiziUとかTWICEとかのライン。SNS受けが良さそう。
良い意味でプリクラで流れてそうな、ルートオクターブが耳に残るテクノサウンド。いや悪く言ってるんじゃなくてホントにこういうの聴きたい時あるんですよね、意識高い音楽ばっかりじゃ疲れちゃうよ。

他の曲、MVとかも観ましたが2010年あたりのK-POP好きだった人に刺さりそう。懐かしくてよいです


・Jurassic / NIKO NIKO TAN TAN
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆☆)

NIKO NIKO TAN TAN、存じております。
今年の夏、若手で良いのいないかな~と漁った時期あったんですがその時見つけた一つ。「琥珀」を聴いてKing GnuとかTempalayっぽい音作りで気になるな~とアンテナに引っかかり。

そしてこのJurassic、過去曲と比べてもサウンドが「取りに来た感」が非常に強いですね。バンド感あってめちゃライブ映えしそう、外に開けてる。かつ攻撃的。それこそヌーが出てきたての時みたいなテンションを感じます。
引き続き動向チェックしたいアーティストですね。めちゃ好きです。


今回は以上になります。
あなたのおすすめ曲を教えていただければこの記事シリーズで短めの感想書きます。上の質問箱リンクでもいいですし特に送ってくれた方のお名前出す気もないのでTwitterでもこのnoteコメとかでもいいです。随時募集中ですが記事に反映されるまで2週間~1ケ月くらいはラグあると思われます。ご了承ください。
それでは、また次の記事で。

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