【未診断】4月に発達の診察を受ける息子(2歳)について

2021年4月。
病院での検査を行います。

2018年の春、3700g超えで生まれた我が家の長男、しょーくん。
一歳を過ぎた頃から言葉の遅れが気になり、一歳半検診で相談をしました。

臨床心理士の方に発達のテストをしてもらうこととなり、結果は…運動能力は二歳児並み、認知・適応力は誤差の範囲で年相応、言語の発達年齢が一歳児程度ということでした。

(うわ… )と心で思ったつもりが、声に出てました。

その際は、通園中の保育園と連携し、三歳の検診まで様子を見ましょうということになりました。

正直、一歳半検診の日が待ち遠しく、この検査の日を頼りに思っていたこともあり「ここから更に一年以上待つの…?」と消化不良のまま帰宅しました。

転機は小児科での予防接種

「ママ、良かったら、ここで発達相談してるから受けてみない?」

しょーくんの予防接種の日。
彼は生まれ故郷の産婦人科に併設された小児科で大泣きしていました。
声を掛けてくれたのは、彼の発達で困ったこと、気になったことをメモした紙を、たまたま保育士さんが見つけてくれたから。

なんかね、母子手帳に挟まってたみたいです。
(´・ω・`; )無意識のSOS?

そこから事態は、急スピードで動き出しました。

ことばの発達年齢は「11ヶ月」

二度目の発達検査は二歳四ヶ月のとき。
運動能力は年相応。認知・適応力は一歳半。
気になる言語の発達年齢は…?

「11ヶ月」

発達の遅れは明白でした。親の目から見ても、検査の数字から見ても。

「11ヶ月」

話せなければコミュニケーションが取れない、コミュニケーションが取れなければ人間関係が築けない、人間関係が築けないって…

療育センターという選択肢

言語面、対人面、行動面の成長を少しでも促すよう刺激してあげたいと思いました。
でも、自分たちの力では無理だとも思いました。
そして私は、今すぐにでも「療育センター」という機関を使いたい、行きたいと旦那に話をしました。

私と旦那は介護福祉士。
今は私は障害者福祉施設に勤務中。
そして自身も障害者というなかなか濃い人物です(笑)

発達障害はもともと興味の深い分野であり、障害者福祉に関して僅かながら知識はあったのです。

テストをしてくれた臨床心理士の先生に「療育センターの利用が好ましい」という一筆をもらい、市役所まで手続きへ。

その後は、相談事業所の方との面接があり、しょーくんはこんな感じで契約。

そして現在は、週に一度のペースで療育センターへ通っています。場に慣れるのが難しくひと通り泣いてからしか取り組めませんが、しょー君に合わせた活動をしてくれて、たくさん遊んで帰ってきます。

指先を器用に使えるようになり、海苔の蓋やペットボトルの蓋が開けられるようになって、台所がえらいこっちゃな日もあります(笑)

「しょーくんは見ていないようでもチラチラ見てるから、興味がないんだと思わずにやって見せてあげるのが大切」

療育の先生が言っていました。
一緒に出来ないからすぐに次のことを試す、ではなくひと通り見せてみる。そうすれば、かなり時間がたってから彼の中で繋がるものがある、ときもある、かも知れない…みたいな(笑)

発達外来受診という選択肢

しょーくんの発達障害を疑ったとき、じゃあこの子はどのタイプ?と旦那と話しました。
話したって答えは出ないんですけど。

ゲームとかアニメのキャラクターって、水属性とか火属性とかあるじゃないですか。
発達障害にもいくつか種類があって、しょーくんのタイプが分かれば、個性や性格はあれど攻略する方向も少し定まるんじゃないかって思っています。

受診をすれば良くなる、なんてものではありませんが、少しでもしょーくんの中身に近付けたらなと思っています。

今は、春を待っています。

追記
4月15日
自閉症スペクトラム、注意欠如・多動症の診断が出ました

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