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「二重が茶髪が普通」だというファッション雑誌の呪い

今日のテーマは中学生くらいの頃から感じていたことである。

それは、メイク雑誌のモデルはだいたいぱっちりとして二重でありそれが標準のように話が進んでいくことだ。

「一重の方はこう、奥二重の方はこうメイクしてね☆彡」とおまけ程度くらいにしか書かれていない。ひどいときは書かれていない。

中学生くらいの頃、クラスを見渡してみてパッチリ二重の子がいったいどれくらいいただろうか??
だいたいは日本人らしいすっきりとした目をしていたように思える。

この前会った友人が「今日アイプチしていないんだよね…」と話していたので、見てみたらちょっとすっきりした目の印象だった。
しかし、言われなかったら気づかなかったし、すっきりとした大人らしい目元で私はいいなと思った。

私が怒っているのは、このようにメディアや雑誌が二重ばかりを取り上げることで、このように一重まぶたや、奥二重まぶたに対してコンプレックスを抱いてしまう人が増えてしまうのではないかということだ。

(あと、追加で眼鏡をしているモデルもいない。事情でコンタクトなどが
合わない人もいるのに…)

同じくヘアアレンジの本もそうだ。

だいたいモデルは髪を染めていて、まず巻いた状態にしてある。

髪を染めるのは痛むしお金もかかるのに、それが標準でおしゃれだと言わんばかりにヘアモデルはみんな同じような髪形をしている。

日本人の地毛はだいたい黒髪なので、これも違和感を感じる。
もちろんカラーした髪もそれぞれ良さがあるので、本人が染めたいと思えばおしゃれとしていいと思う。

でも、髪染められないからあか抜けない…と生まれ持った髪色を否定するのは違うんじゃないか。

ファッション雑誌に載っているモデルのこういった部分の影響を受けすぎると、どんどん自分の生まれ持ったパーツに自信がなくなっていく。

これは私自身がずっと思っていたことである。
今視力も矯正して裸眼で見れるようになったし、埋没して目も多少パッチリとした。
髪の毛は染めてみたが、年齢とともに何故か地毛が明るくなった。

今はそこまで気にしていないが、多感な時期の中学生~20代前半くらいまでは結構なコンプレックスだった。

今の私から見ると、あの頃の年代は若くてそれだけでも魅力的だと思う。

もし、容姿にコンプレックスを感じている子がいたら、それは「メディアの影響とかもあると思うよ。そのままでも個性だから気にしすぎないでいいよ。」と伝えたい。


このトイプードルは、自分の黒いクルクルの毛がずっと可愛くないと思っていました。
白くてサラサラの毛のマルチーズの子にあこがれていました。
このトイプードルは、にんげんの女の子です。

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