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ウクライナ国立バレエの日本公演と長引く戦争の影響

もうすぐクリスマス!
みなさまはどのように過ごされるのでしょうか。
今年はイブが日曜日なので、予定が立てやすいかもしれませんね。

私は、コロナ前は、毎年クリスマスに
バレエの『くるみ割り人形』を観に行っていたので、
クリスマスが近くなると、頭の中にチャイコフスキーが鳴り響きます♪

今年、久しぶりに観に行こうと思ってネットを見ると、以前観て感動した、
ウクライナ国立バレエ(旧キエフ・バレエ)の公演演目に
くるみ割り人形がない・・・。

以前は、クリスマスは『くるみ割り人形』、
年明けに『白鳥の湖』の公演があったのに、
・・・、そう、どちらもチャイコフスキー(ロシア人)作品なので、
戦争反対の意思表示として、上演しないようです。

残念ですが、すごく納得ですね。

昨年も同様だったらしく、そう考えると、
ロシアとウクライナの戦争はもう1年以上続いていることに
気付かされます。

↑ということを、英語のjournalに書いて、
GrammarlyというアプリのAI校正機能をかけたところ、
こんなポップアップが。

訳:ロシアの侵略に抵抗するウクライナの人々への支援をご検討ください。
私たちのウェブサイトに、支援方法に関する情報をまとめました。


Learn more(詳細はこちら)のボタンをクリックすると、
Grammerlyアプリが、ウクライナ支援を表明するページにとび、
下記のメッセージと、具体的な支援方法が載っていました。

Grammarlyはウクライナとともにあります

弊社はウクライナと深いつながりのある企業です。Grammarlyはウクライナで設立され、私たちの共同設立者はウクライナ出身で、ウクライナを故郷とする多くのチームメンバーがいます。ロシアの攻撃は恐ろしい残虐行為であり、計り知れない苦しみ、恐怖、心の傷をもたらしました。

ウクライナの同僚、家族、友人たちへ、私たちがあなた方とともに、完全に、そして心から立ち向かっていることを知ってください。ウクライナ全土の皆さん、私たちは皆さんとともに立ち上がり、援助を送ります。それ以外の皆さんには、いわれのないロシアの侵略に抵抗し続けるウクライナの人々への支持を表明してください。

上記リンク先ウェブサイトの日本語訳(DeepL使用)

ちなみに、Grammaly のソフトウェアは、2009年7月にウクライナキーウで最初にリリースされたのだそうです。(Wikipedia)


そんな繋がりがあると知らずに、Grammarly使用していました。

ウクライナのバレエ団が、
クリスマスにくるみ割り人形を上演しない決断をしたり、
ウクライナと繋がりのあるソフトウェア会社が、
サービスの中にメッセージを載せたり、
(あくまで詳細を見たい人がクリックするので、強制ではない)
ウクライナを思う気持ちが、強く伝わってきます。

(もちろん、ロシア側も、国家に従わなければならず従軍している人達は、
戦争の被害者であると思っています。)

今は、イスラエル / パレスチナ戦争に注目が集まり、
ウクライナ / ロシアは、忘れてしまいそうになっていましたが、
もうすぐクリスマス、平和が訪れてほしいものです。
そして、改めて、寒い冬に暖かい安全なところで、
こうやって好きなことを書ける、
当たり前のようで当たり前でない幸運に、感謝したいです。

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