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女性にしかできない最大の黄金デトックス!

女性にはダイエットにかかわらずどうしても避けられない不快で煩わしい時期がありますよね…そう生理前から生理期間。
この時期の過ごし方によって生理期間を最高のデトックス期間にすることが出来るんですよ! 

 
【人によってさまざま】  

平均的には生理前1週間前から現れると言われているけど、これも人によって様々なの知ってましたか!?しかも毎回同じとも限らないんです。

不快症候群の出現5パターン
A 生理の一週間くらい前から始まって生理が始まると間もなく落ち着く
B 排卵後から始まり、生理が始まると間もな落ち着く
C 排卵前後に症状が出ていったん落ち着き、Aの期間に再び訪れる
D 排卵直後に始まって生理終わりまで症状が落ち着かない
E 排卵前後のみ症状が出てその後不快感がない

アナタのパターンはどれかな?いくつか当てはまるんじゃないでしょうか?
これは黄体ホルモンの仕業だというのはもうご存じですよね。
でもこの不快時期が生活パターンで変わることはみなさん知らなかったでしょ?

【Q&A】 

みなさんの一番知りたい問題に入っていきますね。

Q ダイエットしてるのに生理前になると食欲が増してたくさん食べたくなってしまいます。

A それは黄体ホルモンによって妊娠するのに必要な体の準備が始まるからです。基礎体温では高温期と言われる時期ですね。
体温が上がるということ身体はどのような状態か知っていますか?
子宮をふわふわにして赤ちゃんが快適に過ごせるようにする準備でせっせと働いて体温を上げて
エネルギーを消費しているんです。
そしてこのエネルギーは普段より8~20%も必要とします。
そうすると脳はあなたにエネルギーをチャージするように指令を出します。
だって、エネルギーが足りなかったら妊娠しても赤ちゃんのベッドが正常に作られないじゃない!
なので栄養価が高い高カロリーな甘いものや
油っぽいものを食べさせようとします。
この食欲が増すというのは体が正常に反応してる証拠!そんな時期に食事制限してエネルギー不足が続くと爆発して過剰な食欲となり暴飲暴食に走ってしまいます。

対応策:この時期は食事量を少し増やしてみてください。それだけで無駄に食べたくなる衝動が収まります。食事量は変えずに間食で補うのも良いですね。


Q2 イライラして八つ当たりしたり、普段では全く気にならないようなことが気になって悩んだり、涙が出てしまうことがあります

A あるある…
これも黄体期のホルモンによってセロトニンという幸せホルモンが減ってしまうのでさらにメラトニンというホルモンの分泌も減ってしまうんです。メラトニンが不足すると抑うつ状態になります。メラトニンは気分を落ち着かせたり、食欲を落ち着かせたり、睡眠にも関わるホルモン。
メラトニンが普段から少ない人はさらに減ってしまうので必要以上に甘いものを欲してしまうという現象も引き起こします。

対策:メラトニンというホルモンはセロトニンというホルモンを原料に作られるので、朝にしっかり朝日を浴びるとセロトニンの分泌が活性化します。
夜暗くなるとセロトニンが分泌されるので、寝るときには部屋は暗くしスマホは控えましょう。明るい光で分泌が抑制されてしまうのです。

Q3 一日中眠くて仕方ない
A  生理前というのは高温期と言われるくらい、体温が上がっていますよね。人間の眠気というのは体温が上がって下がるときに起こります。なので高温期は睡眠に適した体温にならないのに加えてセロトニンも不足しているため睡眠の質が下がってしまい寝不足のような状態になります。なので一日中眠いという状態になってしまいます。

対策:ここでもセロトニンの分泌量を増やすことで改善します。
まず、朝日を浴びること。リズム運動をすることでも分泌量を上げられます。歩くとか食べるときによく噛んで食べることもリズム運動ですね。
そして、炭水化物とたんぱく質をしっかり摂取する。(ホルモン分泌や使われるときに大変必要となる栄養素だから)

Q4 生理前になると体重が増えてしまって戻りません。
A 生理前の体重増加はむくみが大半です。同じような食生活で先にも述べましたが、少しくらい食べる量が増えてしまってもエネルギー消費が多いので太るわけではありません。生理が終われば自然と元の数字に戻ります。

対策:今まで行ってきたダイエット方法を続けながら、生理前は少しだけ食べる量を増やしましょう。それによって暴飲暴食を抑えることだけではなく、脳が満足していれば生理後必ず体温が下がるとともに正常な食欲に戻ってさらに体重も減る可能性がありますよ。

Q&A形式でお答えしました。
この生理前の不快症状って身体が正常である証拠でもある生理現象なんです。水が飲みたい、トイレに行きたいと思う現象と同じということです。
なので、生理前だから太って生理後だから痩せるというのに振り回されることのほうが異常なんです。
当たり前に毎月過ごしてきた生理前。不快だし嫌だったと思います。
でも自分の身体が正常に反応してることを知ると改善させる方法を取り入れて労わってあげようと思いませんか?
先ほどのQ&Aの対策方法はPMS症状の改善に役立てていただきたいので書いています。
むしろ生理前のほうがちょっとくらい食べ過ぎた日があっても太るんじゃなくて浮腫むだけなんですから、逆に利用しておやつを増やすことも出来ますよね(*^^*)なんて言うと暴食してしまう人がいますが勘違いは✖です。3日に一度くらい美味しいスイーツやスナック菓子を食べるのは全く問題ないですよ!これは私の実験結果でお答えしています(笑)この実験はまたの機会にお話ししますね。


【生理こそ女性特有最大のデトックス】  


 生理期間は経血だけでなく、体内の余分なものが排泄される『デトックス期間』なんですよ。
例えば、普段便秘がちなのに生理中はいつもより排便が多いという場合は身体が排泄モードになってる証!
溜まっていた便だけではなく、余分な油分・糖分・水分だってデトックスするチャンス!

【効果を高める方法】 

  *身体を冷やさない
生理が来ると低体温気に入るので冷えやすくなります。
冷えは生理痛悪化だけではなくデトックス効果も落ちます。
身体を温めると肝機能が高まりデトックス効果が上がります。
湯船にしっかり浸かったり、腹巻やひざ掛けなど冷え対策をしっかりしましょう

 *軽めの運動、ストレッチを行う
ストレッチやヨガ、マッサージなどは血行を良くします

 *デトックス効果を高める食べ物を取り入れる
発酵食品・根菜類・香味野菜(ネギ、ニンニク、ショウガなど)
良質の油・海藻類など。身体を温め血液の浄化や循環にお役立ち!

【まとめ】 

毎月の様に当たり前にやってくる生理ですが、過ごし方をちょっと変えてみるだけで憂鬱な生理期間も美容期間として過ごすことが出来ますよね(*^-^*)

一生のうちにティースプーンで1杯分しか分泌されない女性ホルモンによって様々な症状がでます。男性より女性のホルモンバランスの方が複雑で身体も感情も繊細。 

同じ女性でも、生理に関して不快症状にとても敏感な人と全く感じない鈍感な人もいるのも不思議ですが、ダイエッターにありがちな痩せる食べ物とか食べたら太るみたいにジャッジすることなく生理の時期も意識していないのかも知れません。 

そして、こんなに情報があふれているのに女性のこの不快症状(妊娠時の悪阻も)に関してはあくまで仮定であって明確な発症メカニズムって解明されていないんですって。

このことからもやはり、
女性の身体がいかに神秘的かということを物語っていますよね(*⁰▿⁰*)


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