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妊娠初期ブルース〜失われた5月〜

1日の歩数が1万歩いかなければ、
まぁ普通に大丈夫な体力と、
(逆に1万歩いくと次の日は半日ダウン)
人間として最低限の正常なメンタリティ
取り戻しました安定期まであと数週間な、
わたくしです。

5月は入院•手術から始まり、
この記事にも書く色々含め、
失われた1ヶ月という感じでした。

悪阻軽けりゃOKってもんじゃないんですね。
(ちょっとはあったよ)
まじで、何度「妊婦辞めていいっすか?
と思ったことか。
これで悪阻ひどかったらと考えると震える

というか、子供誕生のための自然の摂理なのでしょうがなく妊婦になってるだけで、
妊婦」というアクティビティだけ切り取ったら誰も積極的になりたくないわ。こりゃ。
(代理母のシステムどう動いてるの?)

ということで、
今日は妊娠初期ブルース。
この時期思ったことをつらつら書き留めます。

マタニティマーク

まずはソフトなネタから。

役所でもらえるマタニティマークつけてると、
女性妻が私と同年代であろう男性が特に
電車で席譲ってくれます。

まだお腹見ても分からないから、
疲れやすい妊婦としてはありがたいのですが、
譲られたあと毎回ちょっと泣きそうになる。(捻くれた私だけかも

なんか、
この人も座りたいだろうに目線の先にマークひらつかせて前に立つとか鬱陶しいだろうなー
そりゃ譲るよねー
って思って謎に申し訳なくなるのと、
自分が弱者になった感じが悲し悔しいっていうか。

毎回モヤります。

譲る/譲られ的なのが気持ち的に面倒な時は意図的に隠したり
まだ安定期じゃないのもあるけど、
出社の時は会社着く前に外して隠してます。

なんの意地だよって感じですけどね。
素直に特別扱いをまだ受け入れられない自分。

ただ、譲ってくれた人の顔は全員覚えてる。
忘れない。ありがたい。

私も妊婦卒業したら血眼マタニティマークハントして譲るんだっ!

浮腫とNIPT

人間として最低限度の正常メンタリティ阻害してたのはどこのどいつだーい?

浮腫疑惑NIPTだよっ!(古

実は↓の入院騒動の退院検査で
お腹の子の首にある浮腫が分厚いかもって
唐突に言われたんですよね。

ぴんと来る人もいるかもしれませんが、
首の浮腫ってダウン症等の染色体異常のマーカーとも言われてるものなのです。

ただし、

※染色体異常は心臓が悪いことが多いので浮腫が見られることが多いが、必ずしも「浮腫厚い=染色体異常ではない」
検査最適時期より早めの10週で宣告された
※ガチで検査するためには専門のところに行かなければならない

という但書きつきなのは後述するNIPTを元々受けるつもりだったので、ある程度調べたり、先生に言われたりで分かってたのに、

こういう時ってもう言われた瞬間
頭ホワイティーなんですよ。(それはもう純白

不愉快な気持ちになる方もいるかもですが…

私は元々、近頃
認定施設でも年齢制限なし
となったトリソミーの染色体異常を確認する
巷で話題の『NIPT検査』
(血液検査かつ陰性と出た場合は高確率で陰性である科学技術の結晶/非確定検査)
を受けるつもりで、

さらに百万が一、確定検査(羊水検査等)でも結果が陽性だった場合はワーストケースも視野に入れてました。

とはいえ正直「大丈夫だよね」前提でいた自分がいて、実際にそうかもしれないという現実を突きつけられた時は今までに経験したことのないレベルの絶望感でした。

ワーストケースの選択を本当にするのか、していいのか、命ってなんだ、夫婦の意見一致性とか。

悩みすぎて、週末は1日布団から出られない日もありました。

ちなみに、これから受けるかもな方に要注意なのが、諸々の決断が時間との戦いということ。
結果が出るまでの時間を考えると12週以前に確定情報を得るのはほぼ不可能思った方がいい(特に認定の場合)。何故12週かはGoogleで..,。
とにかくよく調べて受ける前にどうするか決断した方が良いです。

とまぁ、地獄のような気持ちで待ったNIPTの結果は、全て陰性かつ11週の検診では浮腫見えずだったから今こうして記事にできるわけですけれど。

物申したいのは、産婦人科医よ、
10週の測るには早すぎる段階で浮腫
言う必要あった?ってこと。
その後11週時には知りたくなかったら見ないよとか今更言ってきて、
ググって出てきた「妊婦が知りたがってるか確認なしで不確定情報を唐突に言わぬべし
とどこかの産婦人科医が同業者に警告してるWebページお主も見た?!と思わざるおえない対応。

妊婦には知る権利があると思うのでNIPTなどの出生前検査自体は賛成派ですが、
情報過多な昨今、医療従事者も全部のリスク言えばいいってもんじゃなくて、ちゃんとよく考えて言って欲しいって思いました。
(上記は一例なので受ける人は認定施設できちんと説明してもらうことをおすすめんぬ)

仕事

最近こいつ仕事してんのかってくらい妊娠ネタばかりで恐縮ですが、ちゃんとしております。

↓これ書いて以来めちゃくちゃ綿密にどのタイミングでどのカード切るか戦略検討して安定期になってから上司に諸々仕事の交渉しようと思っていたわけですが、

結果、
入院騒動の際に緊急全身麻酔手術5分前
スマホからダイイングメッセージのように妊娠と入院による欠勤を上司に連絡するという展開になりました。(戦略もクソもない

人生思うように行かないですね。

先日改めて上司と話したわけですが、
身をもって妊娠•出産何があるか分からないを実感し、「かもね」オバケと化し、
今の時点では色々と自信がなくって、
何も強く言えませんでした

正直悔しいです。
これから経験するかもしれない数々の
こんなはずじゃなかったシリーズ
についにエントリーしてしまった気分。

しかし、必ずどこかのタイミングで仕事も自分が思うような方向に動かすのだ!
と闘志を燃やしております。


そんな妊娠初期の心持ちでした。

あぁ。

ポップさが足りない記事を書いてしまった。

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