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祝PMP合格記録・勉強法など(2022年7月版)

この度、2022年1月に決意し、
必須研修である35 PDUを5月に完了。

7月末にめでたく全カテゴリー
Above targetで
PMP(Project Management Professional)
合格しました。(ヒューヒュー!

プライベートの方でてんやわんやがあり、
メンタルコンディション劣悪の中で受けたので、
合格スクリーンが出た時は涙目でございまして。

需要の程は怪しいですが、しばらくnoteや大好きなドラマ、Netflixを封印して勉強していた記録を自己満的に残したく。

そして、今回英語で受験して、
まとまった情報がなさ過ぎて困ったので、
英語で受けるよっていうお仲間がいらっしゃった場合にご参考になればと、いつものぱっぱらぱーなノリをなるべく封印して真面目に書いてみます。

日本語受験の方にも一部参考になれば幸いです。

英語受験の理由と言語選択について

英語で受けた理由は二つです。
一つは、勤めている外資系全社で依頼している外部のPMP 35 PDU研修が英語で、自ら日本語の研修探せなかった怠惰&2言語勉強は無理と思ったから。

二つ目は、オリジナルが英語の試験なので別言語だと訳がおかしいという噂を聞いたから。

ちなみに、35 PDU研修講師のおススメは、
英語母国語じゃない人は原文も参照出来るから
第二言語選択して損はない、でした。

が、問題は時間がないんですよ。PMP試験。
言語の切替えのためにはアイコンをポチるらしく、そのクリック操作に時間がかかるのが不安でして。

さらに、その観点での気になりポイントは日本語選択をした場合以下のAのスクリーンなのかBのスクリーンなのかという件。
(ピアソンに聞いてもよく分からず諦めた)

矢印が言語切替えボタン

私は英語ベースで受験して分からなかったら
日本語を参照できるBがよかったので、
Aだった場合の0.5×180問分クリックタイムロスリスク背負うより、もう英語で受けてまえーと思い、英語選択にしました。

タイムロスの件は完全に持論です。

勉強方法

現在の出題はPMPの公式本PMBOKの第6版と
そこから天変地異レベルに構成変更された第7版の狭間だからか、正直言って巷に溢れている教材で、『ドンピシャ!これ最高!FU
ってのはなかったです。

探し方が足りないのかもしれませんが、
全体として第6版で受かった人たちが作成している第6版寄りの教材が多い印象。

その上の以下感想です。

35 PDU

私の受けたコースで得られたものはテキストの見方と受験のティップスと内容のさわりくらいで、残念ながら知識の勉強という意味でそこまで役に立ちませんでした。

つまるところ、35 PDU(35時間)PMPになれるわけはなく、自主学習との戦いの幕開けに過ぎませんでした。

使用したテキスト/学習ツール

  • Udemy: PMP Exam Prep Seminar- Complete Exam Coverage with 35 PDU by Joseph Phillips
    これを何よりも先にラジオ代わりに聞いてだおかげ本番の35 PDUやその後の勉強に入り込みやすかった。試験直前に聞きたい項目チェックするのにも活用。ただ、内容や演習問題はPMBOK 第6版+agile 少々なので足りない。
    Udemyの数万円のコースが1500円くらいになる訳わかんないセールで購入。

  • PMBOK6(英語版PDF)
    え、今範囲第7版って言ったやーんって思った方。私も講師にやれって言われて同じこと思いました。

    第7版は第6版が分かっている前提で書かれているので、カバー出来てないとダメというロジックだそう。

    結論として読むべきだとは思います。

    ただし!第6版に書いてある知識問題や計算問題が出るという意味ではありません。後でも述べますが、あくまで「深く理解」することが大切。

    ちなみに、当初使う気なかったので紙版購入しておらず、使いにくいと話題のPMI会員がダウンロード出来るPDFで頑張りました。(使いやすくなる方法はネットに溢れてます)

  • PMBOK 7(インドから取り寄せた紙英語版使用)
    先に第6版を読んでいると、それをやや大雑把にしたverの繰り返し、もしくは「何それ?気持ちの問題?」って思う部分も多く、どういう問題が出るのか最初混乱しました。

    が、先程言ったように本番一問一答の知識問題や計算問題が出るわけではありません。だから、気持ち系のところは用語を覚えるというより、コンセプトを理解することに集中して一読するのが良いかと思います。

日本のAmazonで頼んだのに、何故かインドの中古書店から購入していたわたくし。開封不可能なインドクオリティーな状態かつ、大変時間がかかって送られてきました。英語版頼む時は発売元要チェックです(私だけか)
  • PMI Authorized PMP Exam Prep
    35 PDUの際に含まれていたPMI公式のPMBOK 7補助資料。
    少し演習問題もあります。
    これを読んだ時点で第6版、第7版、そしてこちらとほぼ内容を3周したような形になります。

    よくまとまってはいると思いますが、演習問題は本番の問題と類似性0。出題テーマさえチョロっとしかカスってないので軽いまとめだと思って、これに頼らないのがベスト。

※英語受験をする方は基本Ritaを買ってるイメージですが、私はなくても大丈夫でした。(というか上記を読んでたらRitaまで読む時間ないです)
そして、どっちみち現段階では多分主にPMBOK第6版しかカバーしてないので有用か怪しい。

問題集

  • Oliver Lehmann 
    (https://www.oliverlehmann.com/)

    値段無料
    解答解説クオリティー解説はPMBOKのページ数しか書いておらず、よくわからない。解答も1-2間違ってる気がして怪しい。テキストと並行に解くと理解は深まるかも。
    本番試験との一致性: 40%  PMBOK 6寄り。

  • Udemy: PMP Exam-PMI New Format 2022 Mock Simulator (PMBOK7PMBOK6) Nilotpal Ray

    値段元値約5000円をセールで1500円
    解答解説クオリティー: 良い。特にYouTubeの解説動画が分かりやすかった。
    本番試験との一致性60%

  • Udemy: PMP Practice Test Exam 2022- As per latest ECO Tridib Roy

    値段元値約5000円をセールで1500円
    解説解答クオリティー: まぁまぁだが、問題捻りすぎて回答見ても不明な場合あり。
    本番試験との一致性65% (いくつかあるテストの一部はPMBOK6寄り) 
    どれ選んでも正解っぽい訳わかんない感という意味では一番本番と一致性が高い。

  • Udemy: 2022 PMP Exam Simulator with 6 Mock Practice Tests Let’s PMP For training
    値段多分同じく元値約5000円をセールで1500円
    解説解答クオリティー: 個人ではなく講師のグループが作っているのでしっかりしている。
    本番試験との一致性: 30%  やった中で一番簡単で古い問題傾向。

ちなみに、私は天邪鬼なのであえて使いませんでしたが、Andrew Ramdaylが良いとよく聞くので、それを試してみても良いかもです。

受験当日の感想や心構えなど

とにかく衝撃を受けたのは、PMBOKで覚えた知識が想像以上に全く出なかったこと。
出なかったというわけではないですが、
イメージとしては、

  1. Q. 赤くて丸い果物はなんですか?
    A. りんご

  2. Q. 赤くて丸い果物を使ってパイを作成した場合に一番喜ばれるレシピは何か選択せよ。
    A. 色んなことを総合的に考えた上での最適解。

上記の1ではなく、全て2という感じでした。
つまり、『りんご』という単語を覚えても全く意味はなく、それを使用してどうするかという所が問われます。

PMIがやりたいことがなんとなく分かりますね。

記憶力を問いたいのではなく、実際にプロジェクトマネージャーとして最適な行動が出来るかどうかを問いたいようです。

なので、
選択肢A→あってそうだけど自信ない保留
選択肢B→あってそうだけど自信ない保留
選択肢C→まぁこれは違うか?
選択肢D→あってそうだけど自信ない保留

え、正解なくない?

てな感じで自信を持って解答可能な問題はかなり少なく、天国に召されそうになりながら解きました。
特に最初の60問が激ムズに感じましたが、PMPは採点されないダミー問題を入れてるらしいので、それが最初の方に集中してたのかなと思います。

とにかく全問題を解くことが一番大切
分からなくても全問解答してズンズン進む。
時間配分三等分にきっちり分けて後半辛くならないようにする。

それに限ると思います。

史上最長の記事になってしまいましたが、読んでくださった方いたらありがとうございました。

少しでもご参考になれば幸いです。

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