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育休って自己肯定感が下がるって誰も教えてくれなかった

やっと家と育児から脱走してカフェに逃げ込んだドイツにてスーパーワンオペ中なわたくしです。

ハズバンドのヨーロッパ内出張は止まらず、
相変わらずほぼ家にいないという状況なんですけど、先日ついに彼は日本出張ということで娘と2人でドイツに取り残されて笑いました。(無表情

そんなこんななテンションで
今日1ヶ月ぶりに出来たnoteタイムにて、
育休のずっとモヤっとしていたことを内省する記事とさせていただきたいかぎりでございます。


自己肯定感

紆余曲折慣らし保育等々もあり、
あと2ヶ月で復職することになりました。

ずっと一緒にいた娘を1人で保育園に行かせるのかと思うと心配もあり、寂しさもあり、
先日の保育士との面談では危うくホロリしそうになりましたが、
自分という存在のためにはギリギリの期間だったかなぁと個人的には思っています。

これ以上長いと、
メンタル的にも、自分のアイデンティティ的にも、キャリア的にも、厳しいかなという気がします。

育休中私は自分がどういう人なのか、
訳わからなくなりました。
そして、自己肯定感が下がりました。
(一応検索すると育休あるあるっぽいです)

出来て当たり前•出来ないとボコボコ

わりとそこはかとない自信を持って生きてたタイプの人間が、なんでこんなに弱気になったのか、
ずっと考えていてたどり着いた一つ目の理由がこれです。

私は今まで職場環境や上司に恵まれていたんだと思います。

それなりに達成したことはきちんとフィードバックをいただいて、活躍の機会もいただけていました。

なので、
こんな状況経験したことなかったのですが、
一年弱勤めた【家事&育児株式会社】は、

出来て当たり前
出来ないとフルボッコ

のブラック企業でした。

育児は責任が重いわりに、
親族等含めた外野からいろんなコメントを頂戴します。(しかも写真にうつったちょっとした事象などから

家事は元々苦手で特に料理はまっぴらなので、
DINKS時代はホットクックでしかほぼ料理してないor買ったもので対処していたのですが、

シンプルにドイツは日本のようにデパ地下とか充実してないんで作らないといけませんし、
せっかくの専業主婦体験なので頑張ろうとガチで料理してみたところ、
料理が得意なハズバンドからの辛口食べログコメントに刺される日々。

加えて可愛い娘はママの前で叫び倒すのに、
たまにくるパパの前で良い子で定期的にやる気をなくします。

ほんと、母たちってすごいなって思います。

やりたいことが思い通りに出来ない

あと先人達に聞いてましたけれど、
ほんとこれ。本当にあった怖い話。

物理的にベビーカーと大量の荷物だと動きにくいというのもありつつ、

何故だかnoteの記事も書けないんですよね。
テレビ番組一つ見れない。
ライン返すのでやっと。

時間がないのもあるけど、
あっても体力の限界で何故か出来ないんです。

自分でも何がそんなに疲れるのかわからない。
ワンオペだと尚更。

ドイツ語も色々練習の機会に出向いたり、
泣く子を抱っこ紐に拘束しながらレッスンしたり、少しずつやっておりますが、
子なしの時と比べたら全然進まないですし、
自分の上達スピードの遅さにイライラします。

一方で、
英語も使わなすぎて錆びれはじめているのを実感してゲンナリ。

マミーブレインなのかなんなのか、
日本語も出てこない。(ナニゴモハナセナイ

そんな中で自分のいぬまに、
人々が仕事で活躍していたり、
忙しく仕事しているハズバンドでさえ、
羨ましく見えるわけです。

憧れ

家に引き篭もるのが嫌すぎて、
自分で言うのもあれですが、
側から見ると超駐妻育児ライフエンジョイしているように見える大学生のような生活を過ごしておりますわたくし。

その瞬間瞬間は楽しいです。

でも、心の中では【なんか違う感】を抱えて過ごす日々。

俯瞰して見ると、
長い人生の一年なんてたいしたことないのはわかってるんですけどね。

ドイツ歴長いママ友たちやドイツ人ママ達の
ケセラセラ感に憧れながらも、

そんな大人に私はなれなかったようです。


なんでドイツの人々はそんなに心が穏やか(少なくともそうにみえる)なのか、
こっちの生活で少し理解したいなと思いました。

うん。毒を吐き出したので、すっきりした。
しかも、記事が書けた達成感。

さあさあ。
残りの育休、また頑張ろうと思います。

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