見出し画像

【頑張らない育児研究】ミルク沼〜生後2ヶ月までの授乳〜

赤ちゃんって思った以上に吐くんですね。

もはやデフォルトで吐くので、
口の端からツーって流れ出るのは、
界隈で吐いたとカテゴライズされず、

溢乳(いつにゅう)」っていうらしいです。

そのITSUNYUを見ると、
火曜サスペンス劇場のオープニングテーマソングが頭に浮かぶのは私だけでしょうか。
(圧倒的毒殺感)

今日も今日とて火サスの曲をBGMに夜な夜なの授乳でしたが、
最近ルーティーンが出来てきた+
産前に書いた記事↓と結局全然違うことをしている事実がなんとなく気持ち悪いので、

この記事のアンサー編的に、
結局ミルクの沼どうしたのさってのを
書きたいと思っております。


産前に分からなかったこと〜母乳・赤ちゃんの飲む量〜

まず、産前分からなかった1つ目。母乳状況。
産前のわたくしは↓のように場合わけしておりましたが、

①母乳出るパターン【多め】
基本母乳+搾乳冷凍と液ミで周りにお願いして適度にサボる

② 母乳出るパターン【少なめ】
母乳+液ミ

③母乳全く出ないパターン
液ミ+粉ミ (さすがに価格的に液ミonlyの勇気がない)

結果は②母乳出るパターン【少なめ】でした。
(産後数週間は③よりの②)

間違いなく、
買わなくても良かったランキング1位は、
わたくしの入院中にハズバンドが張り切って買いに行ってくれた搾乳用の冷凍パック (このままだと新品・未使用で出品するしかないやーつ

なんせ、
退院時母乳量5分×2セッションで2mlという
素敵な記録を残した母ですから、
最近は徐々に出るようになったものの、
冷凍パック使おうなんて、
先にベンツ買って仮免落ちた人も同然。
おこがましいったらありゃしないぜ。

必然的に完全ミルク寄りの混合になりました。

2つ目は赤ちゃんの飲む量ですね。

セオリー通りだと新生児からだいたい80ml/回スタートと書いてあったので産前記事では100ml/回で丸めてコスパ計算してました。

てか、そもそも赤ちゃんって
最初10ml/回ずつくらいしか飲めない生き物なんですne(胃の小ささ

入院中

でそこから、
イケル口の子は退院までに80ml/回まで達するらしいですが、うちの子はちっさめなので、40ml/回も「先輩もう飲めないっす。」状態。

80ml/回安定して飲めるようになったのなんて生後7weekすぎでした。

ツーオペ: 液体ミルクだと相方が失業する

ということも踏まえ、
ドイツ赴任中のハズバンド帰国中1ヶ月の
オペレーションはこのようになりました。

[産前のプラン]母乳+液ミ
[実際]母乳+粉ミ(液ミはお出かけ時)

最も上手くいった時の最強オペレーション

鼻息あらく液体ミルクについて語ってたのになんで使わなかったかというと…

理由その1
どう考えても最小単位100mlの液体ミルク(使い切り)を40ml飲むか飲まないかの子に与えるのは勿体無いオバケすぎた。

これは疑う余地なし。

理由その2
粉ミルク作成(70℃以上で溶かして人肌に冷ます)で懸念していた冷ます工程は母乳中、風冷で普通に速攻冷えるし、そもそも人肌ルール適当で良かった

よくドラマで泣いてる赤ちゃんがいる中、焦って流水で哺乳瓶冷やして手の甲に垂らして、
アッチ!とかやってるやつあるじゃないですか(イメージ先行

混合の場合、量的な問題もありますが、
先に母乳やってる間普通に放置してれば冷えます(先述の図参照)
あとは小児科の先生に確認したら巷では冷えすぎてお腹壊すって噂もあるそうですが、別に熱くて火傷しなきゃ人肌ってそんなに神経質じゃなくても良いそう

理由その3
液体ミルクだと相方失業

ミルク与えるパートと起きるたびに発生するおむつ替えタスクがあるのでそこ分担すれば失業ってほどではないですが、育休中の旦那的にミルク作成タスクくらい別に苦でなかった模様。



ありがたいことにうちの子は初期は特に積極的に起こさないと寝続ける子だったので、
基本3時間に1回規則的にオムツ替えから授乳セッションを行なっており、最強に上手くいった夜はこんな感じでだいぶ睡眠時間も確保できてました。

母Apple Watchより。
覚醒時間一回30分くらい。

ただし、ここにグズリが入ったりで実際は覚醒時間が伸びたりなんだりします。

そして多少のグズリはシカトの母をよそに秒速で我が子を抱き上げていた仏のハズバンドの睡眠時間はもうちょい少なかったのはここだけの話…

ワンオペ: つくおきとラルタン

楽しいハズバンドとのツーオペも彼の帰国により終結、夜中にミルク誰が作るんじゃい、
さぁ困ったとなりまして、

ハズバンドと試行錯誤の結果、
下記2つの導入で今比較的平和に夜間ワンオペできております。

つくおき

ミルクって飲んでない状態で常温2時間消費期限なんですが、赤ちゃんのサイクルは絶妙に3時間だし、基本直前に作ってくださいって指示なので一見つくおき出来ないじゃんって感じなんです。

厚労省のページ見てもそういう雰囲気:

しかしながらですよ。
皆様このリンクをたどると原文のWHOのガイドラインに辿り着くのはご存じでしょうかと。

原文:
https://iris.who.int/bitstream/handle/10665/43659/9789241595414_eng.pdf

ベストは直前調乳だが、のっぴきならなければつくおきOK。冷蔵庫は5℃以下、24時間まで保管可能。
出典: Safe preparation, storage and handling of powdered infant formula
直前に冷蔵庫から輸送、再加熱は15分以内、とりあえず清潔に。
出典: Safe preparation, storage and handling of powdered infant formula

こんな感じで一定条件がそろえばhome settingでもつくおきOKとあります。

ネット上では、自宅の冷蔵庫は病院と違って5℃以下や清潔性など、コントロールした環境に保てていないのでSTOPつくおき的!的な記事もあるので、自己責任ですが、
個人的にはこのルールに則ってやれば大丈夫では?ということでつくおき導入してます。

ラルタン

つくおきに伴ってこいつをポチりました。
急速にミルクあたためたり保温できるシロモノです。


ということで、
ハズバンドなき後のオペレーションは、
寝る前に3本ミルク作成
急速冷却で冷蔵庫保存→
母乳の途中で冷蔵庫から取り出したミルクをラルタンで温め(15分以内)→
そのままミルク

でやってます。
ミルクあげるのも母ゆえ一回の覚醒時間が
30分→60分になり若干やはり削られますが、
上手くいけば5時間睡眠時間確保。
圧倒的にミルクのつくおきが効いてます。

母Apple Watchより。
覚醒時間一回60分くらい。

雑多コメント

その他、哺乳瓶消毒はレンチン哺乳瓶は4本と多め確保も大事。

何度も書きますが、
一番上手くいったパターンを載せてるので、
予期せぬ事態で
実際の睡眠時間は4時間、ワーストケースは3時間だったりしますけれど、全体的に育てやすい子子育てオペレーションを真剣に一緒に検討してくれるハズバンドに恵まれ、

何よりも何度か母乳外来に通って助産師さんに適切なミルク量等を相談したのが吉でした。

使えるリソースは使い、初期投資をいとわず、
1人で考えない
(コレタブンダイジ

腹を満たせば赤ちゃんはグッと寝てくれるっぽいです。

またこれから方針変わったらたまに記録したいなと思います。

長くなりましたが、ご参考までに。
世の人々の子育てが楽になりますように
アーメン

この記事が参加している募集

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?