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暇を持て余した臨月妊婦2: 【ミルクの沼】と母の負担を最小限にする検討

明日は我が身なのにやっちまいました。


スタバにて
「いーいー」声を出すベビーに反応し、
思わず三度見

きまずそうにベビーカーマザーが早々に店を去ってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです (真面目に反射的な反応で他意はない

こういうやつのせいで、マザーたちはカフェに行きづらいと言うことですね。
よく分かりました。

ハズバンド曰く、
ドイツ行ったらベビーカーでも何カーでも日本と違ってカフェ行けるよ!
とのことですが、ワイフィーのモチベUPのために嘘ついてんじゃないかとまだ信用してない私であります。

とはいえ、日本は子育てマザーに対して自他共に手厳しい気がするので、 
今日は中でも闇深い
母乳vs粉ミルクvs液体ミルク
について、どうしたら楽してハッピーに育児できるか検討してみました。

ミルクの種類

まずは、皆様ご存知のオプションについて友人らやネット情報をもとに整理します。

母乳

コスト: タダ

メリット: 母の免疫入り(IgAやIgG)

デメリット:
>出る出ない個人差あり
>腹持ちが悪いのでお腹空いたベビーに頻繁にキレられるらしい
>母のみに食事提供タスクが偏る=夫婦の亀裂

粉ミルク

コスト: 某メーカー100ml 42.1円 (キューブタイプ=50.6円)

メリット:
>母以外でもベビーに与えられる
>母乳より腹持ちが良い

デメリット:
>母の免疫なし
>サカガキ菌リスクのため作成工程多めで手間(一度70℃以上で不活化→人肌まで冷ます)
>哺乳瓶など消毒する必要がある

液体ミルク

コスト: 某メーカー120ml 178円

メリット:
>母以外でもベビーに与えられる
>母乳より腹持ちが良い
>調乳不要、常温でもそのままあげられる=災害時もOK
>滅菌されているのでサカガキ菌リスクを考える必要なし
>そのままパッケージに飲み口をつけられる

デメリット:
>母の免疫なし
>価格が粉ミルクの約4倍
>量の調整が難しい
>常温をベビーが嫌がるリスクがあり要対策

日本では闇グッズ?!: 液体ミルク&baby brezza

検討の過程で、日本では何故か最近まで闇グッズ扱いとなっていた存在を知りましたので、
ここでちょっくらふれます。

液体ミルク

普通に市販の牛乳飲むテンションで飲ませられるやーつが液体ミルクです。
最近は女子会で子連れが使ってるのをよく見かけるようになりました。

ところが、
日本では謎に2018年8月からやっと国内での生産販売が可能になったらしいです。

は?なんで?って感じですよね。
一応理由↓

食品衛生法の省令に液体ミルクの規格基準が定められていなかったため、国内メーカーは製造していなかった。2009年に日本乳業協会が厚労省に解禁を要望したものの、安全性を確保する難しさコストの高さなどから、本格的な検討は進んでいない状況だった。

出典: 朝日新聞社メディア事業本部↓

ふーん…10年も要望が放置されてたとな。
日本政府として育児を楽にするオプション増やす優先順位低かったんでしょうかねって話で、
(コストの高さって理由になるのか?)

地震で海外から液ミ取り寄せることになって批判が高まり、やっと検討が進んだとか。

こゆとこ、
ジャパニーズカルチャーの闇を感じます。

Baby brezza

お次は事前に入れておいた粉ミルクとお湯を使いネスカフェスタイルでミルクが作れる
アメリカ発のガジェット。

最近は芸能人やYouTuberなどが宣伝してますが、日本ではofficialには販売されてません。

理由は「サカガキ菌

粉ミルクにどうしても残ってしまうこの菌、WHOから70℃のお湯でいったん不活化してからでないと乳児にはリスク高しと言われている一方で、
Baby brezzaは70℃以上〜の工程をスキップしていきなり人肌の飲める状態で出てきてしまうそうです。

日本では病院でも徹底されている70℃以上教育、常温どころか普通に水でミルク作る国もあるらしいんですけど、
リスクの捉え方さすがジャパンは真面目。

周りでもアメリカ暮らしや双子育児中の友人が使っていると聞くものの、液体ミルクと違って流石に日本で一般的に使われ始めたとは、
まだ言い難い印象。

このサカガキ菌問題どんくらい心配するかが各家庭での決めポイントになるのかなと思います。

コストと負担

ということで(どゆこと?)
次は各オプションの計算を淡々としてみました。

丸めて一回あたり100ml/回
1日あたり平均8回授乳
※キューブは粉と価格帯や負担も似てる気がしたので今回は検討してません

⚫︎母乳が出る場合→完母 or half/half
⚫︎母乳が全く出ない場合→half/half or 液粉どちらかに全振り

としています。

負担指数は母としての負担大きい方から: 母乳→粉ミルク→(キューブ)→液体ミルクと仮定。
経験者の方「違うよ」のツッコミもぜひ。
※便宜上、half/halfの場合の記載は夜液体

【結果】
シンプルにコスパ(=負担係数を1下げるためにいくらかかるか)を計算すると、
⚫︎母乳が出る場合→粉/母乳 half/half
⚫︎母乳が出ない場合→全粉

が最も良く、
さらに半年ほど運用する場合はbreezaの導入最もコスパ良し
(だから皆外出時only液ミで普段粉ミなのね)

一方、
母への負担係数を極限まで下げる観点だと、
⚫︎母乳が出る場合→
粉/母乳 half/half+brezza (よりlow cost)
液/母乳 half/half

⚫︎母乳が出ない場合→
粉/液 half/half+brezza (よりlow cost)
全液

と言う結果が出ました。

どうするかの総合的判断

上記の結果を見ると、
効率化ガジェット大好きなわたくしとしてはbaby brezzaの導入をしそうなもんですが、

皆様のご期待を裏切り(誰も期待してない)、

1. サカガキ菌のリスクを無視できない

2. 生後3-4ヶ月時点でドイツに渡ることを考えてのbaby brezza輸送問題

3. baby brezzaの掃除が地味にめんどそう説

という理由から、
導入は保留することにしました。

するとbaby brezzaオプション消えます

そして仮に負担係数が正しければ理想は。

①母乳出るパターン【多め】
基本母乳+搾乳冷凍と液ミで周りにお願いして適度にサボる

② 母乳出るパターン【少なめ】
母乳+液ミ

③母乳全く出ないパターン
液ミ+粉ミ (さすがに価格的に液ミonlyの勇気がない)


母乳出るなら今後の病児保育risk mitigation考えて無理しない範囲であげたい。
これも免疫という形での先行投資。

また、負担係数は実際にやってみないと不明なので最初は粉ミと液ミ両方試して最終判断をと思ってます。



育児って方針色々、考え方色々でまじでだと思いました。ちゃんと意思持ってないと情報に振り回されて病みそう

まぁ子供がそもそも母乳or哺乳瓶拒否とかだったら上の通りにはいかないんですけどね。
暇なので検討してみましたとさ。

【その他】
ちなみに、どのパティーンでも哺乳瓶消毒、ウォーマー、解凍なんらか機能が使えそうなこれを狙っているわたくしです↓便利そう。

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