曖昧な日記後編


日記の続き。って続けるようなものではないんですけどね…。

先月末に、とある縁で占っていただいた方がいるという話は前にも書いたんですけども、占い師さんに本気で探しなさいって言われたその人は、ひょっとしたらその占い師さんのこと知ってる可能性があるんですよね。その人の友達とか仕事仲間レベルになると確実に知ってると思う。最悪占い師さんが本人知っててもおかしくない…。

なので、私はかなり濁して相談をしたのですけど、それでも言われた結果は「いちばん有り得ないパターンだけどいちばん辻褄が合うのはそれ」っていう内容だったので、私の頭の中見えたんだろうかって、少し落ち着いた今はアワアワと思い出します。
もう一度相談する時はもう少しはっきり明かしてみようかと思うのだけど、何となく結果は変わらない気もする。

それなら辻褄が合うとは思っていたけど、でもそれが正解である可能性は1%あればいいと思ってました。普通なら鼻で笑われるような話です。なので占いの結果は意外でした。その答えを望んでいたとしても意外でした。
しかも、占いの通りだと判断するにはとても紛らわしい要素が常に付き纏っていました。それは決して悪いものではないのだけど、意思の疎通すら難しい状況下では実に判断を鈍らせるものだったのですね。前回の日記の話に軽く戻っていってしまいますが。

私も薄々は「これは偶然じゃないんじゃないか」とは思っていたけど、だからって「あなた何してるんですかわざとですか」とか聞くわけにもいかないので、じゃあ「あなたには気付いてますし嫌じゃないですしそもそももしかしたら同じこと考えてますよ」ってわかってもらった方がいいんじゃないかと思って、なんか占いの話とか書いてたんですよね。待ってる人いるんですよって。
あと、「悪意」かもしれない人を牽制する目的もあったのですけど、これについては差っ引く。

けど、ある人に、普通好きな人のSNSなんてリスト入れてくまなくチェックするから、それじゃ別に好きな人がいるって思われて逆効果じゃないのか。変なイタズラみたいなことして気を引くのが精一杯みたいな人なら余計に、って言われて、それはそうかもと思いはしたんですよ。

んでも、私はその人に「そんな回りくどいことしなくても直接連絡を取ろうと思えば可能」という方法をちゃんと示していたんですよ。なんか自身も「グイグイ行くから」とか言ってたし、じゃあグイグイ来るんかなと思って。
けどまったく来ねえ。
で、その回りくどいことはまったく別の意思のもとにやってる可能性も高いので、じゃあそんな気ないんだな、ただの勘違いだなって思ってしまったんですよね。
そもそも、自分のことなんて見てすらいない可能性だってあるわけですよ。本当に全部ただの偶然で。きっと見てないんだろうな、普通そうだよねって思ってた。

私のnoteは正直そんなに読んでる人はいなくて、昔の記事がまとめて読まれることも稀で、あっても特定の分野だけだったりして、それはああその分野のファンが来てくれたんだなってわかるしそんなに気にすることもなかったんだけど、ある時、過去記事を相当数読んでくれてる人がいたんですね。しかも、すごく中途半端なタイミングから読んでる。

たとえばみなさんが、私のこの記事を読んで気に入って、過去記事も読んでみたくなったとする。
普通は「今日の記事から遡って」読むんじゃないのかな。もしくは「ブログの頭から」読む。
時間がなくて後日に回したとしても、1年も2年も経って、どこの記事から読み始めたか思い出して、その記事から遡ろうとするだろうか。
仮に古い記事を読んで気になったとしても、続き物の中途半端なタイミングで、続き物の続きを読まずにその前の記事から遡ったりする?あまり考えられないような気がする。

でもその人は、そのものすごく中途半端なタイミングから遡っている。おそらく何日もかけて。いまさら。しかもそのタイミングより後は読んでいない。
つまり、そのタイミングからある程度定期的に読んでくれていた誰かが、急にずっと後になって、全部読んでみようとした可能性が高い。しかも、どこから読み始めたかおそらく覚えてる…。

それでもそれだけなら、今になって読んでくれるなんて不思議だけど有り難いなって思うだけです。
でも。
何で、その日からなんだろう。
あの人の中で、仮想現実の私と現実の私が重なったのはおそらくあのときしかない。
何でよりによって、その日なの。
紛らわしいにも程があるじゃないですか。

もちろん、これも偶然かもしれないですよ。その頃から読んでくれてた全然別の誰かかもしれない。
けど、こんな心の叫びみたいなしょうもないnote、しかも大量の文章を、わざわざ全部読もうとするなんてよっぽどだと思う。

私の中で、「もしあの人が私を好きなら過去のnoteも読むだろう」と思っていたんですよ。相手の内面を知ることのできるいいツールだから。それでドン引きされてもある意味で仕方ないと思った。
けど、そんな形跡もないし、そもそもnoteなんて読まないんだろうと思ってた。だからすごく動揺してしまいました。この人、どこまで知ってたんだろうって。

違う人かもしれないよ。違う人かもしれないけど。私にはそれを確かめようがない。

で、もしかしたら読んでたのかもって思うことがほかにもあったりして、もしかしたら本当に、って思いはしたんだけど…。
けど、それならどうしてあんなことしたんだろうってずっと落ち込んでたことがあったんですよね。もし気持ちがあるなら、そんな大切なもの壊したりしないだろうって。
どこかで嫌な思いさせたからそんなことしたのかなって悩んでたのも本当だし、正直それくらいしか連絡する口実がなくて、けど答えなんか聞けるわけもなくて。

そうこうしてるうちに、ああ私余計なことしたんだ、嫌われたんだもう駄目だわって、ちょっとやばいくらい徹底的に落ち込んで、全部幻だったんだわ忘れるしかないって無理矢理いろいろ始めたことのひとつに新しい占いの仕事があったのですね。それが私にはたぶんいい選択だったので、こういう流れだったのかもしれないなって。

でも、会えなくても話せなくても消えない想いがそんな簡単に居なくなるわけもなく、しかも占いの仕事の流れで前から気になってた占い師さんと繋がりができてご厚意で占ってもらったらそんな話…。
こんな偶然ホントにあるのかな。出来過ぎだよね。そりゃ私も迷うって。ちょっと自己弁護させてください(泣)。

でも私には実質もう手も足も出しようがなくて、次の偶然かその人が動くのを待つしかない。けど占いによると彼は動けない状況でそれは期待できないらしい。真面目で優柔不断だから、私に気持ちがないのに自分からは動けないと思っているらしい…。

これじゃあ一生平行線じゃないか。確かに立場上難しいのもわかってたけど、それに変化があってもダメなのか…。
こんなもどかしいことしかできないんだから、ちゃんと気持ちが通じ合えれば私が散々見てきた夢の通り幸せになれるって確信できる。このままは悲し過ぎる。けど、本当にもうどうしたらいいかわからんのですよ。これまでもわかんなかったけどね…。

手相の話だけど、自分の生命線に合流する線があってそれがこの人だって言われてたけど、最近やっとその線がわかった気がする。確かに合流してる線がある。何で気付かなかったんだろう。しかも何だか濃くなってる気がする。
たぶんここから二股に分かれてるから「認識した人がほぼ同時に二人」いたのか。けどひとりとは線が合流しそうでしてないらしい。してないかもな。もうひとりは確かに線上に島っぽいのがあるけどはっきりとはわかんない。
線が合流してるあたりから私は何らかの試練の時に入るらしい。鑑定で告げられたのは全然悪いことじゃなかったけど、実はこの人を忘れられなくて苦しむのかな。線が合流してても、ただ両想いになるだけでそこから先はない、なんて場合もあるんだろうか。普通は合流してたら、それだけじゃないっぽいよ。

そんなこともぐるぐる考えながらまた落ち込んでしまうのだった。ていうか、泣いてる。

すごくすごく体調の悪い日に、こんな身体だしあなたに迷惑をかけられないから私はあなたを諦めるわって、ただの本音をその人に告げたら、その人は私を抱き締めて、一緒に考えるから諦めるなって言ってくれたんですよ、夢の中で。今思い出しても涙が出るな。こんなに救われる夢なんて見たことなかったかもしれないよ。
正夢だったらいいのに。ほかには何にも願うことなんかない…。

大好きなゲームがあるんです。第1部のラストシーンで、人間らしい感情すら知らなかったヒロインは、冒険の旅で人間を知り、主人公への愛情を知ったけれど、自分の使命のために自分の星へ戻ってしまいます。
主人公は誰も成功したことのない星への移動方法を見つけ出し(※実は地球と月の話)ヒロインを探し出します。
第2部の、ゲームの本当のラストシーン。主人公の姿に、思わず笑いながら涙を浮かべるヒロイン。ゲーム史上きっての名シーンだと私は勝手に思っております。そりゃ、好きな男が星まで越えてきたら泣くけど、笑っちゃうよね。何してるんだろうこの人って。

私はヒロインでいたかった。探しに来て欲しかった。でも、星を越えなければ、越える方法を探さなきゃいけないのは私だったんだろうか。何なのよもう。ヒロイン貴様かよ。

そのラストシーンで流れる歌が本当に名曲で、特にその最後の歌詞が大好きなんですよ。どんなに離れていてもきっと会える、そう信じる気持ちを歌う歌詞。
大好きなあの歌を、私も信じてみようかな…。

全部幻かもしれないけど。妄想かもしれないけど。

星から音色が溢れるときはこんな音がする、そう表現したのは、いちばん好きなものを星に喩えたかったからですよ。私にはそれ以上のことは言えなかったけど、それが私のすべてです。

でもやっぱり、全部勘違いかもしれなくて、その方がずっと可能性高くて…。振り出しに戻るのだった…。


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主にフィギュアスケートの話題を熱く語り続けるブログ「うさぎパイナップル」をはてなブログにて更新しております。2016年9月より1000日間毎日更新しておりましたが、現在は週3、4回ペースで更新中。体験記やイベントレポート、マニアな趣味の話などは基本的にこちらに掲載する予定です。お気軽に遊びに来てくださいね。


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