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夏の季語? 「ノビウサギ」と「セミオチル」

我が家の季語。

6月、蒸し暑さがつのってくると時々現れるが、夏の日差しがじりっとくるようになると頻繁に出没する「ノビウサギ」という現象である。くたっと後ろ足を伸ばし、前足に顎を乗せる。写真では耳が立ってこちらの様子を伺っているが、誰もみていなければ耳も平らになる。被食動物(食われる側の生き物)としてこの姿勢はどうかと思うのだが…まあ、彼女にとって怖いのはうちの息子がケージに近づくことだけだからね。


夏後半になると、ジリジリミンミンさけんで生命を燃え尽くしたセミがあちこちに落ちている。カラスが見つけて加えて飛んで行ったりもする。息子は小さい頃のちょっとした事件からセミが大嫌いで、死にかけであろうと死んでいようと、発見すると大騒ぎである。あんまり騒ぐので、わざと拾ってきたり、玄関近くに置いたりといういじわるをすることもある。夫(父親)が。この一連の状況を「セミオチル」と呼ぶ。


いろいろあったけど、今年も夏が来ている。たぶん、来年も来る。

ありがたいことだな。


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