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収入源から飛び立てない

物書きになって1年になった。
肩書きは「ライター」だ。

前職のスキルを少し生かして、
取材と撮影と執筆をセットに行っている。

この1年で、重宝してもらえることもあった。


でもやはり、それはスキルや時間を売っているだけなのだと、このところ感じる。

Webの記事でこの手の依頼は、まず自分らしさは必要ない。

依頼主は、
取材で楚々をしないくらいのコミュニケーションスキルがあって、
掲載できる程度の写真が撮れて、
日本語に問題がないライティングスキルがあれば良いと思ってる。
時間的融通やレスポンスが早ければなおよし。

広告であるからということもあるけれど、
主観的な内容が入るとカットされる。
もう最近は直すのが面倒なので、書いてほしそうな事以外はどう感じようと書かない。


縁あって書籍の手伝いをもらいはじめたが、
コンセプトにそって、
自分なりの工夫を加えて構成案を作ると、
それもやり直しだった。


昔から「自由な発想で企画を提出」的なものをやると、必ず却下される。

ビジネスパーソンとして、トンチンカンな内容をやっているとは、自分としては思えない。
会社であれば同意してくれる同僚もいた。でも、上には必ず認めてもらえなかった。


会社を抜け出して、1人でやれば誰にも却下されないと思っていた。
現実には誰かの依頼を受けているので、あまり変わらない。

先日、働く と 働かないのグラデーションというnoteを書いたけれど、
私もまだグラデーションを描いている途中だ。


自分が良いと思ったことを、誰かが手にとってくれるだけでいいのに。
子どもの頃に思い描いた、お店屋さんごっこで十分なのに。

私たちは収入源という概念から飛び立てない。

そこから軽々と越えていく人たちもいる。
そんな概念は古いという人もいる。

どうしたら、この状況から抜けられるのだろう。

今日は、そんな1日。

最後までご覧いただきありがとうございます!