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ついた癖を嘆くより、新しいことを取り入れるといいんじゃないか

生活全般の見直し作業をしています。この作業、どうしても「反省」も伴ったりして正直進まない。楽しくない。だったら新しいことを取り入れて、置き換える感じにしたらどうか。それなら楽しいんじゃないかと思うのです。エネルギーを蓄えるために、見直しをしているのだから。目的と手段の取り違えはここでも起きがちです。

これまで(力を注ぎ、エネルギーを投入し)取り組んできた仕事。仕事だけでなくすべてのことは同じ調子では続かない(それではいけない)とはわかっていたけれど、いよいよこの春、節目を迎えることになりました。

モヤモヤしながら今後の展開を考えているわけですが、今自分の「エネルギー量の低下」が起きているのではと、昨日突然気づきました。気づいた途端、自覚していなかったことに対して怖くなりました。周囲にエネルギー低下を振り撒いていたのでは、と。申し訳ない限りです。

しまっていく、終わっていく方向だと、どうしてもそうなりますね。モヤモヤはここだった。ただでもそういう流れの中に日々いるのだから、引っ張られないように自分を強く、エネルギッシュに保っていなければならなかった。

元々は今回訪れた節目をチャンスと思い、これまで棚上げしてきた生活全般の課題や気掛かりを潰していこうとしていました。さらに単に片付けるのではなく、次に向かうエネルギーを蓄える作業にしていくことが何よりも大事なんだとわかり、すっとしました。春になって見えてきたのでしょう。自然と笑顔が出るようになってきました。

2011年3月末に日本に帰国して以来、今日まで駆け抜けてきました。東日本大震災の最中、海外引越をして、新生活も不安で始めた時から今日までです。その間、コロナもあり、13年前とは世の中もずいぶん変わりました。流行ったことも多々あり、その情報の中で自分の行動を微調整してきたのだけれど、「増築」された生活はどこかで見直しが必要です。

10年一昔と言った時期もありますが、今はもっと長く時が過ぎた気がする。変わっているものは当然あるけれど、変わらないものもあり。それをある程度まとまった時間を確保して、逃げずに仕分ける機会にしていこうと思って、数か月が過ぎました。そして途中経過として、「癖」となってしまった行動はなかなか変えられないこともわかり。

癖を書き出して、それをなくしていく行動見直し作業は大事なのだけれど、楽しくない。何のために時間を使っているかが本末転倒になる。追われた生活を少し休みながら、今自分がどうしたいか、何が楽しいかを中心に考えることが何よりも大事なのだと思っています。

小さいレベルでは新しいものを取り入れると、これまでのすべてが解決してしまうことがあります。キッチンなどはそう。持っているものを減らすという考えだと、総量を増やさないようにするから短期的には新しいものを取り入れにくくなる。それでいい人もいるかもしれませんが、私にとってはこれが停滞の元だとも考えています。

新しいものにはエネルギーがあります。たぶん単純なこと。新しいランニングソックスを履くと、走りたくなる。こうやって小さいレベルで1つ取り入れ、3つ手放す、を地道に進め、生活全般の見直しをしていこうと思います。一時的に物が増えるとしても。ためたものが多いほど、大変な作業になるけれど、今やらないでいつやる。自分を鼓舞し、楽しいことを10m前くらいにぶら下げて、進めます。エネルギー、エネルギッシュをキーワードに。今年2024年前半の目標です。

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