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コラム3:できた余裕時間で何をする?

「忙しくしているのが正しいかというと、そうでもない」と考えることが最近増えました。実家の母は、現役の私を羨ましいと言い、「やることがあるのがいい」と言いますが、私からすれば、究極は何もせずに家にいられるほどいいことはない、です。そして母も何もしていないはずないのです。

コロナの時代が長くなり、外を動くストレスは長期になり、蓄積しています。外に出るのは自分がしたいことをする時だけにできれば、幸せでは。できた時間は自宅ゆったり過ごしたい。余裕時間があれば「何もしない」を年末年始にしたいと思います。
 
隙間がないと新しいことは入ってこない。これは本棚や自宅のクローゼットレベルでも同じです。生活全般で言えます。

先日タオルの整理をしました。懇意にしていただいているお姉様との食事会での会話で納得し決めたこと。一番先にやったらいいと思い実行したら、クローゼットに隙間ができ、本当にスッキリしました。時間も同じ。何かに追われるのではなく隙間を作ると新しいことが見えてくる。

だからと言ってただゆったりしているのがいいとも思いません。これ、ということは、集中してしっかり進めていく。その時に必要な力をつけていかないと、サバイバル時代を乗り越えられません。進むにもスキルが必要です。 

日々の行動は仕事にもつながっています。仕事ももう少し頑張りたいし、まだ見ぬステージに挑戦もしてみたい。できた余裕時間で、新しいことを考えて、工夫をして、これらを続けていきたい。

今必要なことに時間を使い、そこで得たものをまた日々に還元していく。先日初めて聴いたピアニストの演奏で、感じることが多く、自分でもその影響に驚いています。音楽は過去の様々な場面を思い出す助けになり、そしてリアルの演奏の力からも、未来を感じる不思議な体験です。 美術も読書も、似ているかもしれません。五感で感じる経験を、できた余裕時間でしていきたいと思います。もちろん時々、惰性になっていないかを確認しながら。

コロナは色々なことを変えたけれど、自分自身を見直す機会にもなっています。プラスとマイナス、どちらが多いかはまだ総括できません。自分でコントロールできる部分を意識して、プラスにしていきたい。

できた余裕時間で、自分の感じるままの行動を進めていくのが吉と考える12月1日です。

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