見出し画像

多職種連携、地域包括ケアシステムって?

私は薬剤師なのですが、地域ケア会議とかに参加する時は、できるだけ発言するようにしているんです

結構、意見を求められても誰も手をあげなかったりするので、忙しい中みんな集まってるのに、そんな時間はもったいないですし、お互い様子見をする時間なんて何も生み出さないしもったいないので、誰かが先陣切ったら、

あ、そういうことなら私も

と、発言も増えますので、誰も手をあげない時はそんな感じで先陣切ったりもしますf('-'*)

先日、地域ケア会議に参加して、意見を求められた際にお伝えしたことなのですが、

ケアマネさんや訪看さん、その他介護に関する職種の方は、介護サービスを利用しようとなってから、患者さん(利用者さん)と関わるようになりますが、

薬局って、
たぶんこの参加者の中で唯一?

自分で受診できて、自分で薬をもらいにこれる時から、そろそろ介護のお世話も考えなきゃじゃない?

という、その人の経過を見れる、感じることができるところだと思うんです

ん?
あれ??
ちょっとそろそろ気をつけておいた方がいいかも…🤔

と、気づけるところだし、なんと言っても、今は投薬後のフォローをしろと薬局は言われていますから、きっちり定期的にきていた患者さんがこないとなると、

入院した?
受診できない何か原因ある?
それとも受診忘れてるだけ?

と、気づけるところのはずですし、
そこで患者さんに連絡とって、受診できない理由がお手伝いが必要なことなら、受診してた医療機関や、担当ケアマネ、ケアマネがついてなかったら包括さんなどなど
繋げようと思えば繋げることができるところだし、情報提供する必要があるものは情報提供しないといけないところのはずですから、
もっと、こちらに参加している皆さんは、薬局を上手く使ってもらえると色んな角度から情報が得られるかもしれないと思うんです

相談先がわからなくて1人で頑張ってる方や、
あの人助けが必要な気がするけどどうアプローチしていいかわからない…
と心配してくれているご近所さんや街のお店の方々って、意外と雑談してる時にぽろっとそういうお話をされることもあるので、そんな時に相談先とか、こういうのあるよとか紹介もできると思うんです

私は先祖代々この地域に住んでいる地元の人間で、生まれ育ってここで仕事もしているので、ご高齢の方がよく利用されるお店の方とかとも雑談してて、そういう話を聞くと、に〜よん参考書(地元の冊子です)とかをお渡ししたり、

https://www.fukufuku.or.jp/?page_id=3275

こういう窓口に相談したら、誰から聞いたとか言わずに様子を見に行ってくれたりするよとかお伝えしたりしますが…

全国の街の薬局薬剤師が、それぞれの地域で、薬局で、

ん??
ん????

ってなった時に、お困りの方に関われるかもしれないので、もっと上手く薬局使ってもらえるといいんじゃなきかなと思うんです

というお話をしたのですが…

まぁ、正直、

外来とか施設の薬作って持ってくので手一杯でそんないらんことそんなところで言われても…
オタクはできてもウチは無理ですよ…

と思う薬局、薬剤師もいらっしゃるかもしれないですし、私のように生まれ育った地元で薬剤師として働くというのと、たまたま仕事でその地域にきているという人とでは地域に対しての思い入れも違うかもしれませんし、何が正解というのもないでしょうから、それぞれが思う、考える方法で、地域と関わっていけるといいのかなと思ったり

ただ、薬剤師は、薬を出したあとをどうせ見てるんだし、患者さんの異変を感じたら、患者さんと話して、繋げるべきところに繋げる橋渡しができるといいなぁと思います

地域連携、多職種連携
連携、連携と言いますが、連携の集まりに出たらいいわけではないですし、

どうやって、
自分の職域を活かし、
できることをやっていけるのか

ということを、他の職種や街の方に知ってもらわなければどうにもならないんじゃないかなって思ったり

これはあくまで私の考えることなだけで、先にも書きましたが、先祖代々ずっとそこに住んでる人間と、そうじゃない、ただそこで働いてるだけという人では、地域や患者さんに対する思い入れも違うかもしれないから、何が正解なんてないと思うので、それぞれが思う、考える連携というのを?

まずは自分の薬局では何ができるかってのを考えて、それを他の職種の方にも知ってもらうってのが大事なんじゃないかなぁと思います

慣れたチームで動くのは動きやすくていいと思うのですが、地域全体でとなると、自分のところだけがよければいいとはならないので、どこに問題があり、どう地域の資源を活用して、課題をクリアしていくのか

そのために地域ケア会議ってとても重要なんだと思うんですよね

加算の算定要件のために参加して、黙って座ってて時間が過ぎるのを待つ

というのでは、せっかく自分の薬局や薬剤師としてできることを知ってもらえる機会なのにもったいないんじゃないかなぁと

ということをFB書いたのですが、友人の1人が、

その通り
その人との関わりが1番長い薬剤師が、その人と相性がよさそうなケアマネさんを紹介してあげてもいいと思う

と、コメントくれてたのですが、それをするにも、地域にどんなケアマネさんがいるのかを知っておかないと、それもできないので、地域の資源を知るためにも、地域ケア会議とか、地域の多職種の集まりで、それぞれの職種が問題解決に向けて、それぞれの特性、できることを他の職種の方に知ってもらうというのは重要なことなんじゃないかなぁと考えたり

色々考えちゃいますね😅

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?