未完の人間社会:嫌悪と希望の狭間
人類の歴史を眺めてみると、人間社会の完成形は見つかりそうにない。
そんな社会で生活する中で、目標を持つことに疑問をおぼえる。
目標を持つことは、人生という物語の完成形を目指すというより、成りたくない自分を避けた形の意味合いが強いように思える。
嫌悪感の対局にある儚い望みを目指し、精神的な圧力に挟まれ押しつぶされる。
ふと気を取り直して周りを見渡せば、万華鏡を覗いたような幻の世界が広がっていた。
儚く移りゆく人間社会を、ほどよい時空間隔で眺めていよう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?