BOT専用環境について

■BOT専用環境を構築・検討される場合
Windows10Proが快適に動作する格安モデルで十分です。
※予算5-6万円で構築できました。

クラウド環境のAWS(Amazonウェブサービス)や仮想デスクトップ環境もありますが、OSの権限(制限)、設定の容易さから実ハード環境を使用しています。ハイスペックな環境をクラウドで使用すると大変コストが高いです。

↓常時 BOT稼働環境
(クローゼット内,ノートPC用 冷却台使用,SSDは30-35℃ 程度)

 Dell Vostro14 3000(3468)
 ・CPU:Core i3-6006U(2GHz)
 ・価格コムモデルで安かった(2018年5月購入 30759円)
 
 変更点
 ・メモリ4GB→12GB(4+8GB) 
 ・Win10 Home→Pro(購入後、アップグレード13824円)
 ・HDD→SSD
  手順:USBメモリ(16GB以上,USB3.0推奨)にWin10上から、
    バックアップ用の回復ディスクを作成。
    その後、HDD→SSDに換装後、リカバリ。
            
    換装する場合、裏蓋、キーボードをすべて外す必要があるので、
    作業が不安な場合はHDDのままでも、良いかと思います。

■備考
 ※長時間連続稼働させる場合はHDDよりSSD。(発熱が少ない)
 ※ノートPCなら冷却台の使用を推奨します。
 ※Windows7及び8環境では、OSの仕様・制限上、
  特定のソケット通信ができないため、
  Pythonの動作不良を確認しております。
  実行できる場合、できない場合がございますのでご了承ください。
 ※WindowsはPro推奨
  HomeとProでは機能が異なります。
  Homeではリモートデスクトップ等が搭載されておりません。
  将来的に必要となる機能がある場合を想定し、Proを推奨いたします。 ※無線LAN(Wi-Fi)ではなく、有線LAN環境を推奨します。
 ※ノートPCの場合、バッテリがあるので外出時の停電も安心。
  (インターネット環境は止まりますが)

■OSの設定
・スリープ、省エネ機能はすべて停止。
 (標準では放置しているとスリープします)

・ウイルス対策ソフトのインストール
 (念のため・安全または許可するプログラムに、
    anacondaを登録したほうが良いかも)

・WindowsUpdateの設定
 Win10は無効化はできないので、
 更新の一時停止、延長可能な日数を最長にする。
 ※Updateが実行され再起動するとbot環境が止まるので注意。
  ただし、SoftEtherVPNがあれば外出先からでも
  リモートデスクトップで復旧可能。

■その他 便利なツール
・softEtherVPNサーバ @https://ja.softether.org/
 外出時、ノートパソコンからVPN経由でBOTをリモートデスクトップで
 自宅のネットワークに接続できます。
 無償で簡単に構築できるのオススメです。

・CrystalDiskInfo @https://crystalmark.info/ja/software/crystaldiskinfo/
 HDD/SSD環境の状態管理ができます。温度異常や故障の前兆時に
 アラートメールを送信することが可能。
 日々の環境管理に大変役立ちます。

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動作環境はどうしたらいいの?
たまに相談を受けますので、このような点もご参考になればと思います。

余ってるPCでも使えますか?等、ご心配でしたらご相談ください。

元PCショップ店員、現職でネットワーク、サーバ系エンジニアである
筆者の強みです

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