習慣化に興味がない?
10年講座という社会人向けの講座グループを始めてから2年半が経つ。
その中で月初計画会という月次の定例会が19回目を迎えた。
来月は20回目だったり、あと少しで丸2年になったりするけど、それ自体に特別な思いは全くなくて。
もちろん、次回だって、「いやー20回目ですね」と言ってみたり、来年には「2年ですね」という話はするだろう。
でも続けること自体に対する思い入れはやっぱりない。
そんなことよりも、会に参加してくれる人に毎回書いてもらっているGoogleフォームの内容を読みながら、それぞれが実現したいことに向かうにはどんなコメントをするといいかとか、どんな問いかけが効果的かとかをいつも考えている。
10年講座とは別で、「習慣化したい」という声を聞くことはよくある。でも個人的には、習慣化するには辞めなければいいだけの話で、そういう問いに対してあまり自分は興味がないのだなと思っている。
もちろん、習慣化したいとか、習慣化できないことによる課題を解きたいという相談に乗ることはある。
でもそこには単に何かを続けるということ以上の何かが関連していることがほとんど。
続けるための目的とか続けた先の姿が見えてないだとか、続けるために必要な資源が揃ってないだとか。
そういう目的を整理したり、先の姿を描くためのお手伝いはとても面白い。揃ってない資源をどうやりくりするかも面白い。
この面白いという感覚が大事で。
参加してくれてる人の思い描くビジョンや取り組んでいること、向き合う課題の全てが面白い。
そこで行動して毎月違った景色の話をしてくれるのが面白い。
来月どうなれたらいいなと感じているか。
望むのは自由。
誰に咎められるものでもないし、笑われるものでもない。
望みが次につながっていると、習慣化とか意識しなくても行動は続いていく。
なるほど私は、習慣化自体に思い入れがないのではなくて、そこに工夫もなんにもないただ続けるだけの習慣化がいやなんだなと気づいた。
そう、習慣は味方につければ武器になるし追い風にもなる。
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