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自分くらいは自分の味方でいてあげよう、という話


どうも、うさみしんごです。
自己嫌悪や自己否定でしんどくなっていませんか?


「〜でなければならない」
「周りは〜できている」
「もっと〜すべきだった」


なのに、自分はできなかった。


みたいな流れで辛くなることはないでしょうか?


個人的には自己嫌悪も自己否定もあんまり意味がないと思っています。


というわけで、今回は「自分のことをいじめても良いことがないので自分だけは自分の味方でいてあげましょう」というお話しです。

自己否定は現実を変えない。

「自己嫌悪も自己否定もあまり意味がない」と言った理由は現実を変えてはくれないからです。


できなかったことをダメだと否定したところで、できなかった結果は変わりません。

できなかった自分のことをダメだと否定しても、自分の能力も変わりません。


例えば1ヶ月で10kg痩せると目標を立てたのに、1ヶ月後に2kg太ってしまっていたとしましょう。


10kg痩せられなかった現実を否定しても体重が減るわけでもなければ、痩せられなかった自分を責めても急に1ヶ月で10kg痩せられる身体に変身したりもしないわけです。


何も変わらないのなら、わざわざしんどい思いをしながら自己否定したり、自己嫌悪する意味ってないですよね。


なので、基本的にはどちらもやる必要はないと思います。


むしろ邪魔。

むしろ、自己否定も自己嫌悪も効果的なアクションの妨げになりがちです。


本来やらなければならないことを、すっ飛ばして実にならないことをやろうとすることになるからです。


自分の現状やレベルを受け入れずに、目標達成に近い人がやるようなことばかりに手をつけるようにもなります。


ダイエットの例だと、本人は1日20分の運動習慣すら苦痛で間食すら抜けないのに、毎日1時間のエクササイズと食事制限に取り組もうとして失敗を繰り返すような状態になります。


目標達成できない自分を責めて、今の自分ではダメだと否定する。

その結果、今の自分のレベルで必要なアクションをやらなくなり、延々と成長できない状態が続きます。


こうなると、自己否定や自己嫌悪によって状況が好転しない状態になってしまいます。


そして。いずれは「自分はどうせできない」と無力感で行動すら起こせなくなってしまいます。


自己否定フィルタは全てを塗り替えてしまう

更に悪化すると「自分はダメだ」と認識に自己否定のフィルタを入れてしまうようになってきます。


こうなると本来は良いことであっても前向きに捉えられなくなって身動きが取れなくなるのです。


例えば営業マンを例に出すとこんな感じ。

まず仕事で否定的な指導によって「自分は営業として出来損ないだ」と思い込んで、客観的にはプラスの話でも全てマイナス側に受け止めるようになり。


すると、ノルマを達成していても「でも、あの商談は落としてしまったから営業失格だ」と、できていることよりもできていないことで自分を評価するようになります。


更に悪化すると、優しい言葉も嫌味に聞こえて、どんなに周りからプラスの言葉をかけられてもマイナス側に変換して受け止めてしまう状態に陥ります。


こんな感じで凝り固まった自己否定フィルターはかなり厄介です。


できていることもできないことで塗り潰して、長所よりも短所を優先して見て、外からのあらゆる情報を自分を否定する内容に書き換えてしまいます。

どんなにプラスのものでも、受け取る時にマイナスに変換されるので、身の回りのあらゆるものが自分を傷つけるものになってしまうのです。


そんなことにもなりかねないので、自己否定や自己嫌悪は早めに対策しておく方が良いと思います。

どうせ他人が否定してくれる

最後にひとつ。


もしも何かあれば、どうせ、どこかの誰かが、あなたのことを否定したり、責めてきます。


「否定したり、責めてくれる」のですよ。
不必要なまでに。


だからわざわざ自分で自分のことを追い込むようなことはする必要ってないんですよね。


どうせ、ありがた迷惑な、どこかの誰かがしてくれるので。


ならば、自分を追い込むことは、その誰かに任せておいて、自分だけは最後まで自分の味方でいてあげても良いのではないでしょうか。


みんな基本的には自分が1番かわいいのです。
向き合った相手を全身全霊で守ってくれる人なんてものはほとんどいません。

だから、基本的に最後まであなたのことを守ってあげられるのはあなた自身なんですよ。



というわけで「自己否定と自己嫌悪はやめようね」というお話しでした。

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