大学JKの宇宙よりも遠い場所 聖地巡礼 Part5 フリーマントルしらせ編 STAGE7
こんばんは、豚の写真で万バズところか10万バスをキメてしまい、豚ミンへの改名を検討中の騎空士鮫ミンです。動物系の拡散力はハンパないですね、生き物系アカウントが多いわけです。
豚もいいけど南極・・・南極の話をみんな見てくれ・・・!!というわけで、引き続きよりもいの聖地巡礼の話の第五弾です。前回までの記事をまだ読んでらっしゃらない方はまずそちらをどうぞ。
今回はSTAGE7 なので、主にフリーマントルとしらせでの生活の紹介になります。正直、STAGE6まではよりもい聖地巡礼とは言うものの、「まぁ一応聖地巡礼と言えなくもないかな?」という感じでしたが、STAGE7からはガチの聖地巡礼、むしろおはようからおやすみまで視界360度全部聖地というかむしろ聖地に住んでましたという内容になります。聖地巡礼+追体験ですね。二次元と三次元の区別がつかなくなります。
STAGE7 宇宙を見る船
無事にフリーマントルに到着し、ペンギン饅頭号に乗船できたキマリたち。フリーマントル港で食品の買い出しなどを行い、観測隊としての生活が始まる。
フリーマントル補給
観測隊に参加して上手くなるものトップ3
1位:バケツリレー
2位:雪かき
3位:傾いてる床での食事
です。
このアイキャッチはしらせの廊下で免税品を運んでいるところです。南極観測行動中はとにかくダンボールをそれはもうたくさん運びます、人力で。10~20kg の段ボールを1000個とか。当たり前ですけどこれは学生だろうと女性だろうと60越えのおじいちゃんだろうと全員やります、それも結構な頻度で。ですので旅が進むにつれてメキメキとバケツリレー力が上がっていきます。ちなみにこのアイキャッチは交互に向かい合っていないのと重いものが来たときは事前に声掛けをするの2点が守られていないので素人丸出しですね(謎のダメ出し)。正しいバケツリレーのやり方はこう!!
ここで運んでいる免税品は、主にしらせとか昭和基地で消費する嗜好品です。なんせ4ヶ月くらいいますからねー、1日缶ビール1本でも一人当たり120本、24本入り5ケースになります。観測隊員70人だとすると350ケース。他にもお茶だコーヒーだ水だお菓子だつまみだのだけでもとんでもない量になります。それに加えて普段の食事の食材、越冬隊のためのものもあるのでそりゃもうすごい量があり、それを人力で運びます、そのためのバケツリレー。観測隊と言えばバケツリレー。
物が多い時はこういう運び方はあんまりしない。
物資の中にはオーストラリアで仕入れるものもあり、それらのしらせへの積み込みも行われます。キマリたちが買い出しに行かされてたやつですね。
積み込みの最中に艦長が「今回はこの船だと広すぎるかもしれないねぇ」と意味深なことを言います。たぶん一次隊に比べて予算の関係で規模が縮小されたことを指してると思いますが、実際に観測隊員だけだとあの船は広すぎるのですよね。前回の記事でしらせには観測隊員70人、自衛隊員180人が乗っていると説明しましたが、この自衛隊員180人ってのは実はしらせを動かすだけならそんなにいらないのです。海上自衛隊の規約で船を動かすのに必要な人員の何倍かの人数を乗艦させないといけないので、結構な人数が乗っています。戦闘で人員がある程度負傷しても船を動かせるように、ダメコンってやつですね。ただ、しらせは戦闘をすることがないので「そのダメコン必要ある?」みたいな話もあるらしいです。予算的にも政治的にも難しいところです。
そして、年によってはここでヘリコプターを積み込むことがあります。
劇中に出てくるヘリコプターはCH101という海上自衛隊のヘリがモデルで、これは日本から積んで行きますが、年によってはオーストラリアで民間のヘリコプターを借りる時があります。
しらせ艦内
いよいよペンギン饅頭号に乗り込んだキマリたちですが、この船内の描写はもうほぼまんましらせです。どの場面見ても「うわー!これあそこだーーー!!」となること間違いなしです。
しらせに乗り込んで最初の講習は船内ルールと救命講習でした。船がどういう状態になったらどういう放送が入るのか、そしてどう行動するのか、そういった訓練を含めた講習です。中でも特殊なのが極域で船が事故にあった時にどうするかの訓練でした。分かりやすくいうとタイタニックの沈没が起きたらどうするか?という訓練です。救助までの猶予時間は水温と反比例していて、赤道くらい暖かい海だと浮いてさえいれば1日くらい平気でもちますが、極域だとこれが30分とかで死にます。そのために救命胴衣だけでなくイマーションスーツという全身もっこもこになるスーツを着る練習をしたりします。
これがキマリと日向がはしゃぎながら見た風景・・・
そしていよいよしらせ船内の生活ですが、なんというか、最高 of 最高でした。聖地巡礼というか、もう聖地に住んでるからね?聖地で生活して聖地で仕事して聖地食って聖地で寝てる。私JKだし、もう実質私が小淵沢報瀬だろ、CV:花澤香菜でしょ(錯乱)
130号室は劇中では四人部屋になっていましたが実際には二人部屋。二段ベッドが一つ置いてあります。ふ〜ん・・・ここで日向ちゃんが寝てたわけね(強めの幻覚)。天井には何も書いてありませんでした。
よりもいそのまますぎる、これもう住民票聖地でしょ。この先船が揺れまくるので、ありとあらゆるものが固定できるようになっています。引き出し、椅子、机、ロッカーの扉、ゴミ箱など。
隊員部屋は、ほとんどどれも同じ間取りと設備ですが、一部は特別仕様だったりします。
観測隊員は基本二人部屋で、隊長とかの一部幹部の人たちは一人部屋です。キマリたちと同じで最初は何がどこにあるか全然分かりませんでしたが、一週間もすると慣れました。
サメ注意の看板もこの通り。「どうやって注意するんだこんなの」みたいな話も講習でならいました。ちゃんとした理由と対策があるものです。まぁサメに関しては私の方が詳しかったですけど(マウント合戦)。
アイキャッチのタロはしらせ右舷側の掃除用具入れの名前です。ちなみに左舷側の掃除用具入れの名前はジロです。
しらせでは清掃系のものに犬の名前をつけるらしくて、掃除用具入れのタロジロの他に、ルンバのポチがいます。
規則といえばかなえさんが「ここの銀色のは踏まないのがルールよ」と言っていた場所、劇中では特に説明がありませんでしたが、水が部屋に入ってこないようにするためのでっぱりなので変形させないようにと言われました。なるほど。
キャッチーでウィットでセンセーショナルなリポートが始まりそうな場所もあります。平時は倉庫ですけど。
しらせから見る景色は格別で、夕暮れ時とか用もないのに毎日のように景色を眺めてました。
本当にタダで見ていいのかこの風景。
そして、このSTAGE7で一番感動したのがこのシーン
ここ!!!!!!
ここは本当に南極地域観測隊ポイント(なにそれ)がひっっっっじょうに高い!!この上下2枚の違い、分かりますか?実は上と下との間にキマリがスイッチをONに入れてるのですよ。なんのスイッチかというと赤色灯のスイッチです。夜間航行中は白色光を使うと明るすぎて航行の邪魔になるので赤色灯を使います。ですので、しらせ船内のどこにもこの赤色灯があります。この場面はこの赤色灯のスイッチをいれてるのです。よーくみると画面の上側が赤くなっているでしょう?芸が細かい。
なのでこの「南極人間〜」の赤色は、ただの演出ではなくて実際に部屋が赤くなっています。
この赤色灯のシーンは実際にしらせに乗るまで気づきませんでした。誰か知りませんがこの演出を思いついた人は絶対観測隊員だと思います。
そんなわけで、しらせ艦内は夜間は基本的に赤色灯のみになるので、ほぼお化け屋敷です。
夜中トイレ行くのにこの廊下は怖すぎるでしょ
絶対にお化けが出てくる。
今回から本格的によりもいの聖地巡礼回ということで、このSTAGE7は正直全シーン解説しどころがあるのですが、それをやると本当にキリがないので今回はこのくらいにしておきます。
この記事を公開した4/13と14は横浜港山下ふ頭でしらせの一般公開をしていますので、ぜひ見学に行って聖地を肌で感じて、作中のシーンを探したりしてきてください。
今回はここまで。次はSTAGE8の記事で、引き続きしらせの紹介になります。次回も放送枠に合わせて土曜の18:30くらいに公開予定です。
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