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昨日のNY株式市場概況(2024年6月11日)

S&P500:5,375.32(+0.27%)
ダウ30:38,747.42(▲0.31%)
Nasdaq:17,343.55(+0.88%)

12日のFOMCとCPI(消費者物価指数)の発表を控え、ポジション調整から売りが優勢となり下げて始まりましたが、10年国債入札が落札倍率2.67倍と需要旺盛だったことから利回りが低下、これを受けて午後には買戻しが優勢となりました。

前日の世界開発者会議(WWDC)で新しいAIプラットフォーム「アップル・インテリジェンス」や各端末の新OSなどを発表したアップル(AAPL)が+7.3%と急伸し最高値を更新しました。アップルの上昇も市場心理を下支えする格好となり、S&P500とNasdaqは10日に続き最高値更新となりました。

JPモルガン・チェース(JPM)が▲2.6%、シティグループ(C)が▲3.7%など銀行が大きく下落し、その他の金融や重工、輸送も軟調でした。
投資家向け説明会で発表した、2027年の一株当たり利益(EPS)見通しが予想を下回ったことから、ネクステラ・エナジー(NEE)は▲5.5%と急落しました。

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