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被災地訪問

お久しぶりです。久保田です。先日、東日本大震災で被災された岩手県釜石市に行ってきました。

被災地訪問の経緯

先月、静岡県焼津市で家具を作られているFPKナカタケ様と一緒に東日本大震災で被災され800人以上の方が亡くられた岩手県釜石市を訪問してきました。この訪問は、US(アス)が所属しているNPO法人New Universal Actの活動のひとつとして参加させていただきました。

岩手県釜石市

東日本大震災で被災された岩手県釜石市ですが、多くの方が知っていることだとは思いますが少しだけ被災情報を記させていただきます。
岩手県釜石市は、海にとても近く漁場として有名な地です。東日本大震災は、2011年3月11日に発生しました。死者数は800人以上行方不明者は150人以上という甚大な被害をもたらしました。

釜石鵜住居復興スタジアム

いのちをつなぐ未来館

今回訪問させていただいた施設は「いのちをつなぐ未来館」という施設で地震発生時の時刻で止まっている時計など当時のものなどが展示されていたり資料の展示などがあります。他にも、地元の小学生が学んでいる防災学習などを知ることができます。この施設では、災害発生当時岩手県釜石市で生活されていた「川崎さん」が語部として活動されていてお話をお聞きすることができました。

命てんでんこ

東北を訪問させていただき知ることができたことを1つ紹介させていただきます。それが見出しの通り「命てんでんこ」です。命てんでんことは東北地方の方言で「各自」「自分自身で」という意味があります。地震が多発する三陸地方では広く知られている言葉です。しかし、東北地方の方言で静岡ではあまり知られていません。命てんでんこという言葉を合言葉に、災害発生時には他人のことは気にせず避難することが大切とされています。この命てんでんこは東日本大震災以前から大切にされており、釜石の軌跡とも言われています。

静岡で発信したいこと

今回東日本大震災で被災された岩手県を訪問させていただいて、被災前から防災への取り組む意識が強いと感じました。例えば、岩手県の学校では避難訓練を予告なしで行うことが多いそうです。静岡でも予告なしの避難訓練を行うこともありますが、その数は少なく感じます。しかし、東日本大震災では大きな被害をもたらしました。自然災害をなくすことはできないけれど、被害を減らすことはできるから被災前から意識の高かった岩手県から学び静岡でも引き続き伝えていく活動をしたいと思っています。

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